徒然日記
8月5日 その2954 『逢坂誠二の徒然日記』(4598)
今日は、対応すべきことが山積し、
午前2時から活動を開始した。
一日24時間では、全く時間が足りないのだが、
とにかく一日を効率的効果的に使わねばならない。
1)開店休業状態
国会が変な状態になっている。
通常国会として、戦後最長となる95日間の延長をした。
そうなれば当然、
国会議論が活発化するものと思うが、実態は逆だ。
安保法制以外の議論が全く低調なのだ。
私の所管する総務委員会は、
地域の活性化やNHK問題をはじめとする放送法、
郵政問題など議論すべきことが多い。
ところが委員会が開かれる見込みが全くないのだ。
原子力特別委員会も同様だ。
大間の問題を議論するために、
志願して原子力特別委員会の委員になった。
しかしこれほど長い会期のなのに、
これまで3度しか、委員会が開かれていない。
しかも今後の開催見通しは、極めて不透明だ。
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総理の頭には、安保法制しかないのかもしれないが、
一強多弱の国会は、国家審議にも歪な状況をもたらしている。
2)地方創生
統一地方選挙の前まで、
地方創生が安倍政権の重要政策であるかのように喧伝された。
ところが最近は、その鳴りを潜めている。
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地方創生などは、国が旗を振ったからと言って
一朝一夕に実現するものではない。
落ち着いた腰を据えた取り組みが必要だ。
うわべだけの見せかけの地域振興ではなく、
地域の特色を生かした将来につながる地域づくりのためには、
その理念などを十分に議論する必要がある。
ところが現在の地方創生策は、
目先にお金をぶら下げて、
短期的に成果をあげることを煽っている。
こんなことをすれば、本格的な議論よりも、
財源確保が目的になり、
真の地域づくりとはかけ離れたものになってしまう。
全国の各地の皆さんが、
落ち着いて地域の将来を考えることのできる体制や
基盤の醸成が必須なのだが、
安倍総理からそんな気概を感ずることはできない。
今日も暑く、
さらに密度の濃い一日となる。
さあ、今日もしっかりと前進します。
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2015・8・5
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