徒然日記

8月18日 その2967 『逢坂誠二の徒然日記』(4611)



昨日、函館市内回りをした後、夕方、都内入りした。

お盆期間中は、
ずっと地元回りをしていたため久々の都内だ。

少し気温が下がったとはいえ、
都内は湿度が高くジメジメした厳しい天候が続く。

1)避難計画
安倍総理が14日出演のNHKニュース9で、
川内原発の避難計画に関し、次の発言をしたようだ。


弱者の避難計画含め、
事故後の住民避難計画はできている


避難用のバスも確保できている

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これが実際に発言されたものなのかどうか、
まず調査する必要があるが、
本当だとすれば事実誤認の可能性が高い。

川内原発の避難計画で、
個々人の避難計画が確立されているとは聞いていないし、
寝たきりの方なども含めた
バスの確保できているとも聞いていない。

安倍総理の発言が事実だとすれば、
またしても国民に全く誤ったことを伝えたことになるが、
早急に事実確認をしなければならない。

2)GDP
昨日、今年の4〜6月期国民所得統計1次速報によれば、
実質国内総生産(GDP)は前期比マイナス0.4%、
年率換算でマイナス1.6%だった。

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最近は、アベノミクスという言葉もほとんど聞かなくなったが、
景気経済の動向にさらに不確実要素が増えている印象だ。

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この時期のマイナス成長は予想の範囲とする識者が多い


個人消費が前期比マイナス0.8%


これが全体の足を引っ張ったが、
悪天候やセールの後ずれといった特殊要因があるにせよ
それだけでは説明がつかない数値


公共投資の伸びなどが押し上げ要因だが、持続性はない


やはり気がかりなのは中国などアジア諸国。


人民元安や天津での爆発事故、
そして昨日のタイの爆発など、
今後への影響が懸念される。

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こんなところが一般的な見方なのだろうが、
やはりアベノミクスそのもののあり方を
見直す時期に来ているのだと思う。

昨日も、ある百貨店社長と意見交換をさせて頂いたが、
そこそこの購買層が存在するのは事実だが、
そうした購買層が広がりを持たないとの認識だった。

つまり持てる者は勢いがあるが、
そうではない層が多いとの実態なのだろう。

アベノミクスによる株価押し上げ策も、
本当に効果があるのかどうか
詳細な検証が必要だろう。

特に日経平均株価が、
ごく限られた銘柄の影響を強く受けるなどの問題点もあり、
それが経済全体を象徴するものではないことにも留意が必要だ。

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安倍政権の経済運営を見て感ずるのは次の点だ。


短期間に景気経済を改善させる魔法の杖はない


トリクルダウンは機能しない


多少時間はかかるが、
実体経済を底堅いものにするために、
地域にお金を還流させる内発的な取組が必要

今日は都内で活動した後、
夕方には帰函する予定だ。

さあ、今日もしっかりと前進します。
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      2015・8・18
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