徒然日記
9月20日 その3000 『逢坂誠二の徒然日記』(4644)
路面が濡れているが、雨は上がった。
函館は明るい朝を迎えた。
1)安保法制
昨19日未明、安保法制が強行的に成立させられた。
衆参の審議は、本当に酷いものだった。
総理や閣僚の答弁は、支離滅裂だった。
通常なら毎日、新聞紙面のトップを飾るような
駄目な答弁ばかりだったが、
その駄目な答弁が多すぎて、
いちいち話題にできないという
異常な状態になってしまった。
滅茶苦茶な答弁が日常になってしまったのだ。
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国会運営も特定秘密保護法のときと同様に酷かった。
参院の最終盤は、理事会室を突然変更したり、
締めくくり質疑をさせないなど、
騙し、まやかしの連続だった。
参院の特別委員会の採決は、
議事録が作成できないほどの混乱状態だった。
国権の最高機関と位置付けられる国会の品格が、
安倍政権の横暴によって、地に落ちた感がある。
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今回の安保法制の問題は枚挙にいとまがないが、
簡潔に言えば次の三点が大問題だ。
・
憲法に違反していること
・
法律を制定する理由(立法事実)がないこと
・
多くの国民が反対しているが、
それに応えられないこと
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一昨夜の衆院本会議の閣僚席は酷いものだった。
戦後日本の平和主義を
大転換させる重要法制が決まろうとしている
その瞬間の態度とは思われない閣僚が多かった。
野党議員の演壇での発言を嘲笑するかのように笑ったり、
船を漕いだりする閣僚もいた。
議場の与党議員も寝たり、笑ったり、離席したりと同様に酷い有様だ。
野党議員の討論などを無視するかのような輩も多い。
これほどの決断をするからには、
それなりの覚悟が必要なのだが、
日本の大転換の大きな鍵を
自分たちが握っているとの自覚、
責任の重さを理解していない。
こんな方々が、
今回の安保法制の後押しをしているのかと思うと、
なんともやり切れない思いがこみ上げてくる。
やはり選挙しかない。
次の選挙も、その次の選挙も、
こうした横暴を止めるために、
一票の力で変えるしかないのだと思う。
この日記は、今日で3000回目となる。
町長室日記から通算すれば4644回だ。
皆さんに支えられて今日を迎えている。
多くの方々に感謝したい。
さあ今日も、確実に前進します。
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2015・9・20
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3000回に心より拍手!!!
私にできることは
あまり多くはありませんが、
徒然日記の要旨の「拡散」です。
少しでも多くの、
そして、若者たちにも
ぜひ読んでほしいと願っています。
逢坂さん、「睡眠をとってくださいね」
ますますの活躍を応援しております。