徒然日記

1月30日 その1648『逢坂誠二の徒然日記』



昨夜、所用のため関空から大阪に入り、
今朝は移動中の電車からの発信です。

昼には永田町に戻り、
各種会議対応などにあたります。

1)春の兆し
北海道の、
いや函館の空の色が変わりました。

もうすぐ2月です。

昨日の函館湾の空は、明らかに春の空。

海面に、山ほどのサランラップを
千切って浮かべたように、
水面がキラキラと光っています。

キラキラ光る水面の向こうに目をやると、
地平線の上に冬の重たいグレーの雲が浮かんでいます。

その上には白い雲、
さらにその上には青空が、
もっとその上には
直視できないほどにキラキラした太陽が輝いています。

冬の雲の上に、
春の空がやって来たのです。

函館は、まだまだ正真正銘の冬ですが、
確実に春に向かって胎動し始めたのです。

2)新春の集い
昨日は、木古内町で新春の集いを開催しました。

晴れ間の広がる函館とは打って変わり、
木古内では、わしわしと雪が降る、
生憎の天候でした。

そんな悪条件にもかかわらず、
大森木古内町長、大野知内町長をはじめ、
本当に多くの皆さんにご出席を頂き、
心から嬉しく思っています。

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TPPの先行きが不安


電力事業者の今後はどうなるか


民主党はマスコミ対応が下手


大臣の発言が軽い


マニフェストの不十分をしっかり説明せよ


番号制度の経過を知りたい


どんなに良い政治家でも
選挙に勝つことが大事

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以上などを含め、
数多くの意見交換ができました。

厳しいことも含め多くの方々から意見を頂けること、
さらに多くの方々に説明や話ができること、
これは政治にとって、極めて大事で、
それは政治の本質なのです。

昨日の新春の集いでも、
こうしたことが実現し、
本当に嬉しく思っています。

3)言葉
昨日の新春の集いもそうですが、
文章ではなく、
声を発して直接言葉をやり取りできることの重要さを、
ここ数年、強く認識しています。

私がネット上のコミュニケーションを開始して、
30年あまりが経過しました。

この30年の中で、
個人的なパソコン通信からスタートして、
商用のパソコン通信、
そしてインターネットへと進化しました。

合わせて、
音声の固定電話から、
音声だけの携帯電話、
さらに音声と文字による携帯電話、
そして現在のスマートフォンへと電話も進化し、
電話とPCの区別が薄れています。

こうした中で、
コミュニケーションのあり方が大きく変化しました。

簡単な言葉による、
自分の知っている、あるいは誤解した知識、概念の範囲の中での
議論が横行するようになりました。

その結果、多様で深遠なものごとの議論が
どんどん少なくなっています。

この傾向は、政治にとって極めて危険な状態です。

政治は、実は分かり難い、
多様な価値を併せ持った複雑なものです。

この政治の現実を伝え、政治を理解し、
社会の課題に切り込むためには、
粘り強さと熱意のある、
色々な言葉を駆使してのコミュニケーションが不可欠なのです。

しかし現状は、
それとは別の傾向がどんどんと増えているのです。

テレビのニュース的ワイド番組の紋切り型の評論や、
Twitterをはじめとするネット上の政治に対する感想が、
その典型です。

もちろんこれらによって、
政治家や政治が身近になる等の
メリットが生まれたのかかもしれません。

しかし最近、私は、そのメリット以上に、
これらの傾向によって、
日本の政治に多大な
負の側面をもたらしていると強く感じています。

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たとえば「バラマキ」との言葉があります。

政治には、
国民から納めて頂いた税金を
もう一度、社会に戻すという、
富の再配分の役割りがあります。

つまり、集めて、配り直すのですから、
富の再配分は、ある種バラマキなのです。

政治の議論で問題すべきは、
このバラマキの内容であり、
バラマキだからダメなのではないのです。

どんな分野に、
どんな手法で再配分するのか等を
議論しなければなりません。

しかし昨今は、一面だけを見て、あまり深く議論せず、
バラマキとの一言で
一刀両断に切り捨てることが多くなっています。

これでは政治の議論が深まりませんし、
政治の役割りを誤ることになります。

とにかく生の言葉で、
たくさんのやり取りをすることが重要なのです。

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テレビには時間と視聴率の、
新聞には文字数と販売部数の
制約があることは事実ですが、
その制約の範囲の中で、
複雑で難解な政治の、
その本質を失わせずに伝えるため
最大限の努力が必要なのです。

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新春の集いなどの場で、
多くの皆さんと、
生の言葉でやり取りできることは、
批判を受けることも含め、
政治家にとって、
極めて感謝すべき有り難い場面なのです。

さあ今日もしっかりと前進します。
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   2012・1・30 Seiji Ohsaka

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