徒然日記
1月31日 その1649『逢坂誠二の徒然日記』
一月もあっと言う間に最終日です。
光陰矢のごとしとは、
良く言ったものです。
光は昼、陰は夜ですね。
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都内は今日も晴れの一日のようです。
最低気温は1度、
最高は5度程度の予報です。
1)狂気の沙汰
去る26日の衆院の代表質問で、
谷垣自民党総裁が、
国家公務員制度改革関連4法案に規定する、
自立的労使関係について、
「狂気の沙汰」と指摘しました。
私は、思わず耳を疑いました。
この法案を「狂気の沙汰」だとするならば、
谷垣さんの発したその言葉は、ブーメランのように
180度向きを変えて
自民党に向かう言葉になるからです。
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この法案の出発点は、
自民党が与党時代の
平成18年6月に成立した行革基本法です。
これに基づいて設置された
専門調査会報告に
(http://www.gyoukaku.go.jp/senmon/koumuin.pdf
平成19年10月)、
自律的労使関係について言及があるのです。
さらにこれら一連の経過の中で、
平成20年6月に成立した
国家公務員制度改革基本法には次の条文があります。
(http://law.e-
gov.go.jp/announce/H20HO068.html)
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第四条
政府は、次章に定める基本方針に基づき、国家公務員制度改革を行うものとし、
このために必要な措置については、この法律の施行後五年以内を目途として講ず
るものとする。この場合において、必要となる法制上の措置については、この法
律の施行後三年以内を目途として講ずるものとする。
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政府は、前項の措置を講ずるに当たっては、職員の職務の特殊性に十分に配慮す
るものとする
(この条文の「施行後三年以内」とは、昨年6月となります。)
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(労働基本権)
第十二条
政府は、協約締結権を付与する職員の範囲の拡大に伴う便益及び費用を含む全体
像を国民に提示し、その理解のもとに、国民に開かれた自律的労使関係制度を措
置するものとする。
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以上のように、自民党が与党時代に制定した法律の中に、
自律的労使関係に関する言及があり、
その措置を昨年6月を目途として講ずることとされているわけです。
それであるにも関わらず、
谷垣総裁が公務員制度改革4法案を「狂気の沙汰」と指摘するのは、
谷垣総裁自身が狂気の沙汰と感じられるのです。
2)暴論
最近、民放の朝のニュース的ワイド番組で、
司会者の方が頻繁に、
民主党のマニフェストを手にする場面を目にします。
昨日もそうだったのですが、
「何一つも実現していない」的に切り捨てるのですが、
こんなことを言い続けて良いのかと大いなる疑問に感じます。
高等学校授業料無償化や少人数学級。
戸別所得補償、社会保障関係経費の拡充など、
随分と政策が変化したものも多いのです。
そうしたことにには全く言及せずに、
何一つ実現していない的に切り捨てるのは、
丁寧な議論を阻害する暴力とも感じます。
3)挨拶
政治家は色々な会合に出掛けて、
挨拶をすることが多くあります。
挨拶だけで退席することも多く、
申し訳なく思うこともありますが、
政治家の言葉が重要であることは論を待ちません。
従って、どんな会合であろうとも、
言葉を発する場面を重視しますし、
それらはいつも真剣勝負です。
その時々や場面に応じて、
何を伝えるべきか、
常に真正面から向き合っているのです。
確かに挨拶だけで退席するのは失礼なのですが、
その挨拶に全力投球するのが、
私どもの重要な使命なのです。
今日から衆院予算委員会で論戦がスタートします。
さあ今日もしっかりと前進します。
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2012・1・31 Seiji Ohsaka
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マニフェストがなにひとつ実行されていないと言う言葉。たしかにほとんどのマスコミで
いっています。逢坂さんのブログを読んでいると、そうではないというのはわかりますが、おおかたの国民はマスコミを信じているのでマニフェストが実行されていないとおもっていることでしょう。先日ニセコのお寺参りにいったら、ホールに集まっていた老人達が激しく民主党の悪口(おもに原発の対応など)を言っていました。マニフェストよりも
今民主党を見ていたら、原発についてもそうだし、武器の輸出についてや、震災時の
議事録が残されないなどまた大臣の軽率発言などなど、もうあきれかえっています。
自民党以上とはいいません。でもがっかりして心がさみしくなりました。