徒然日記
2月2日 その3450『逢坂誠二の徒然日記』(5147)
都内の朝の気温は、零度程度だ。
空の雲も少ない。
昨夜の西の空、月と金星がよく見えた。
そばに火星も見えるはずなのだが、
昨夜の都内からは視認できなかった。
1)共謀罪を考える
昨日、私も呼びかけ人の一人となった、
共謀罪の第1回勉強会を議員会館で開催した。
会場に入りきれないほどの方々に参加頂き、
立ち見が出るほどの大盛況となった。
共謀罪への関心の高さを感ずる。
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この間、共謀罪について、多少書き連ねてきたが、
さらにこの問題を深く考えねば、
日本は本当に大変な国になりかねない。
共謀罪は、テロ対策に必要だとの声もあるが、
それは必ずしも正しいものではなさそうだ。
とにかく継続してこの問題ついて考え、
言及せねばならない。
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政府は今回、
共謀罪をテロ等準備罪に名前を改めるという。
しかし名前を改めたからといって、
その本質は変わってはいない。
すなわち、
犯罪をするかもしれない「合意」 を
罰する点は何も変化がない。
犯罪を犯す前の「合意」、
これを罰するところにそもそもの問題が
あり看板を変えても本質の変化はない。
逆にいくつか新たな要件を付したことで、
さらに曖昧さが増し、
共謀罪とを分かりにくいものにして、
犯罪の不確定要素を高めている印象を受ける。
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団体の範囲を、
組織的な犯罪集団に限定すると政府は説明するが、
組織的な犯罪集団を限定することは極めて難しい。
結局のところ全ての組織、団体を
捜査の視野に入れざるを得ない。
つまり罪の確定は、
組織的な犯罪集団になるのだろうが、
捜査はあらゆる団体に及ぶ。
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合意を罪とするための捜査は、
密告、盗聴などが中心と思われる。
合意を罪にすることになれば、
権力からの監視だけではなく、
国民相互よる監視社会となりかねず、
社会が萎縮する可能性が高い。
(最終的には表現の自由を侵害しかねない。)
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事前準備も要件に加えるというが、
この事前準備の範囲が極めて曖昧だ。
これも共謀罪の暴走を防ぐための歯止めに見えるが、
その範囲が曖昧なままなら、
逆に罪刑法定主義に反する内容になりかねない。
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とにかく課題山積だ。
今朝は午前7時から、原発ゼロの会の世話人会だ。
そのためいつもよりもさらに一時間早く
国会への移動開始となる。
さあ今日も、確実に前進します。
== 2017.2.2 ==
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