徒然日記

4月14日 その3521『逢坂誠二の徒然日記』(5218 )

夜明け前の都内、気温は6度。

空に雲は無さそうだ。

日中の予想最高気温は21度程度。

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昨日、紆余曲折があったが、
最終的に本日の法務委員会で、
共謀罪法案の提案理由の説明を聞くこととなった。

いよいよ来週から共謀罪法案の
本格審議に入ることになるが、
私が提案した丁寧な審議の条件が整わなければ、
審議に入ることは難しいと考えている。

また昨夜、性犯罪厳罰化法案の
早期成立を求める集会が議員会館で開催された。

法案審議の優先度は、共謀罪法案よりも
性犯罪厳罰化法案の方がずっと高い。

政府与党は、このことを理解しているはずだが、
それを逆手にとって共謀罪法案を先に審議することにした。

つまり我々が共謀罪法案を十分に審議せよと主張することが、
性犯罪厳罰化法案の成立を
遅らせることに繋がると踏んでいるのだろう。

何とも姑息なやり方だが、
共謀罪法案の審議途中であっても、
与野党が合意すれば
性犯罪厳罰化法案の審議を行うことは可能だ。

与党にはそのことを強く主張したいと思う。

1)共謀罪法案

今日も法務委員会で、共謀罪法案の質疑を行う予定だ。

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私は、国際組織犯罪防止条約を
早く締結すべきだと考えている。

しかも現行刑法の範囲を大きく変えることなく、
締結が可能なのだと考えるが、
政府はそれはできないという。

その理由が判然としない。

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また何度、金田大臣の話を聞いても
分からないことがある。

今回の共謀罪法案法案の制定の理由が分からない。

国際組織犯罪防止条約締結のためだというが、
真の立法事実が見えない。

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政府は、共謀罪法案をテロ等準備罪と呼んでいる。

しかしテロは単なる例示にしか過ぎない。

如何にもテロ対策のようだが、
それは単なる隠れ蓑に思われる。

報道でテロ関連犯罪が110とされているが、
法務省はそれを公式に発表していないという。

だれが110なんてことを言ったのか、
その真相が分からない。

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共謀罪法案にテロ集団等の文言が含まれるが、
この「テロ集団等」の文言を外しても、
この法案の効果は変わらないという。

結局は、この法案とテロは、
強い関係のあるものではない
ということなのだろう。

今日は法務委員会の後、
本会議が開催される。

その後、最終便で帰函し、地元活動に専念する。

さあ今日も、確実に前進します。

==  2017.4.14  ==

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