徒然日記

5月3日 その3540『逢坂誠二の徒然日記』(5237 )

本日、帰函の予定だったが、
GWの混雑で朝の飛行機が確保できず、
結局、東京に留め置きとなった。

1)法務委員会

共謀罪法案の審議が始まって、
4月19日、21日、25日、28日と、
4回の委員会中、28日を除き全てが、
与野党の合意がない中で、
委員長が強行的に開催している。

また質疑者が望まない政府参考人も、
委員長の職権で出席させ、
質疑者の意向に反し、答弁させる場面もある。

それら合意のない委員会でも、
審議重視する観点から出席し、
これまで質疑を続けてきた。

その際、強行はしないよう繰り返し、
要望してきたが、昨日の委員会も、
四たび強行的に開催される運びとなった、

我々も随分と我慢をして来たが、
これ以上、委員長の強行的な
委員会運営を認められないと判断し、
昨日の委員会開会直後に、
委員長の解任決議を衆議院に提出した。

その時点で、委員会は休憩となり、
昨日は結局、委員会は流会となった。

2)共謀罪法案

共謀罪法案で議論すべき点は多いが、
まだまだその審議は不十分だ。

一方、数多くの課題も、明らかになっている。

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大臣は100%あり得ないと強弁するが、
法文上、一般の方々が捜査の対象となることは、
否定されてはいない。

法文にテロ集団との記載があり、
あたかもテロ対策と見せかけているが、
それは単なる例示に過ぎず、
テロ以外の計画罪の側面が大きいこと。
(つまり真の目的はテロ対策ではないこと)

計画とその準備行為の区別がハッキリしないこと。

花見か準備行為なのか、
準備行為そのものが曖昧なこと。

277の対象犯罪の選別理由が曖昧で、
政府の恣意的判断による側面があること。

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すでにこんなことが明らかになっている。

金田大臣の答弁は、そもそも不安定だが、
粗悪な法案が、答弁の不安定さに拍車をかけている。

来週8日(月)、予算員会で、
総理などに質問する予定だが、
こうした点をさらに明らかにしたい。

さあ今日も、確実に前進します。
== 2017.5.3 ==

  
  

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