徒然日記

9月10日 その3670『逢坂誠二の徒然日記』(5367 )

昨日は、好天の函館市内で
あちらこちらを歩き回った。

昼には私の街宣に引き続き、
町会連合会の皆さんとともに
大間原発建設凍結を訴えさせて頂いた。

1)9秒台

陸上競技の桐生祥秀選手が、
100メートルでついに10秒を切り、
昨日、9秒98をマークした。

日本陸上界の悲願達成、歴史的快挙と言える。

私の記憶の中では、
1964年には飯島秀雄さんの10秒1が印象深い。

随分と長い時間がかかったが、やっと10秒の壁を破った。

今回の快挙で、今後、複数の日本選手が、
10秒の壁を破ってくれるものと思う。

今後の100メートルから、目が離せない。

2)訪米

今日午後、ワシントンに向け出発する。

ワシントンで米国の政府関係者などに
訴えるべきことを整理中だが、
現時点で概ね以下のことを予定している。

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#原発に対する日本の世論と政府の方針
・ 現在、日本では5基の原発が稼働中
・ 日本政府は原発再稼働と核燃料サイクルを継続する意向
・ 一方、国民世論は、原発が稼働に否定的な意見が多い

#日本のプルトニウムと使用済核燃料の現状
・ 47トン(核分裂性Pu換算:31.1トン)のプルトニウムを保有(国内10トン、海外37トン)
・ 18,000トンの使用済核燃料を保有し、全量再処理する予定

#今後のプルトニウム消費の見通し
・ 16〜18基の原発でプルサーマル発電を計画中、しかし新規規制基準適合申請は10基のみ
・ この10基で消費できるプルトニウムは年間3.9トン(核分裂性)の見通し
・ この10基のうち、現在稼働中の原発は3基のみ。核分裂プルトニウム消費は年間1トン未満
>>>現有プルトニウム量は多いが、消費見通しは極少量
#建設中の大間原発を取り巻く状況
・ 下北半島に位置
・ 全てをMOX燃料で発電
・ 年間プルトニウム消費は1.1トンの見込み
・ 稼働予定2024年?
・ 大間原発が面している津軽海峡は国際海峡で、領海が通常の12海里(22km)ではなく、3海里(5.5km)しかないことからテロ対策をはじめ安全保障上の大きな問題がある
・ 大間原発から50キロ圏内には46万人が居住し、事故の際の避難経路が確保できない
・ 大間原発から23キロに位置する函館市が、事業者と国に対し、建設凍結を求める訴訟中
・ 下北半島には使用済核燃料再処理工場など原子力関連施設が集中する一方、半島の南側に米軍三沢基地があり、北朝鮮からの標的になる可能性も
>>>以上などを勘案すると、大間原発の稼働は困難
#使用済核燃料再処理工場の現状
・ 2018年頃、稼働予定
・ 年間800トンの使用済核燃料を処理
・ 年間4トン強の核分裂性プルトニウム(全プルトニウム換算:約8トン)を産出
#まとめ
・ 日本政府などは原発再稼働を目指しているが簡単ではない
・ プルトニウム消費のためのプルサーマル発電も簡単ではない上、大間原発の稼働も困難でありプルトニウム量は減らない
・ 現有のプルトニウムを減らす見込みもないのに再処理行うことは、核不拡散や安全保障の観点から極めて危険
・ 再処理工場の稼働は見合わせるべき

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こんなことと合わせて、
日本が大量のプルトニウムを保有することは、
東アジアの安全保障上も
問題であることも伝えたいと思う。

今回の訪米を切っ掛けにして、
日米間でプルトニウムや使用済核燃料問題を協議する、
何らかの委員会などが設置できればと思う。

そして最終的には、
核燃料サイクルの停止、使用済核燃料の直接処分、
こうしたことが実現できれば、
大間原発を稼働する必要もない。

もちろん道のりは簡単ではないが、
日本の将来のためにこの取り組みは重要なものだ。

さあ今日も、確実に前進します。
== 2017.9.10 ==

  
  

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