徒然日記

9月14日 その3675『逢坂誠二の徒然日記』(5372)

夜明け前のワシントンは、今日も雲が多めだ。

日中は、多少、雨になるかもしれない。

ワシントンに来ても、
時差があるというのに夜明け前から、
ごそごそと活動をしている。

1)ワシントン活動3日目

昨日は、今回の訪米のハイライトとなる日だった。

朝食会、昼食会、夕食会、
いずれにも識者にお越し頂き、
意見交換をしながらの食事となった。

その隙間に議員会館まわり。

午後には、
戦略国際問題研究所(CSIS)での
シンポジウムに登壇した。

このシンポジウムには、
100名をこえる皆さん、
さらにNHKのテレビカメラまで入る
盛況ぶりだった。

このシンポジウムでは、
日本のプルトニウム保有の多さと消費の難しさ、
つまりプルサーマルもフルMOXも難しいこと、
六ヶ所を稼働させないこと、
プルトニウム消費ではなく安全な形で保管すべきこと、
こうしたことを発信できたものと思う。

さらに原子力政策の転換に当たって、
日本ではアメリカの同意が必要だと語られる場面が多いが、
それは事実ではないことをアメリカ側の登壇者が発言し、
私からもそのことを念押しして確認した。

これらの点をはじめ人脈づくりなど、
極めて収穫の多いシンポジウムとなった。

そしてCSISという
権威あるシンクタンクで、
登壇できたことも大きな収穫だ。

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議員との面談も極めて成果の多いものだった。

40年以上も核不拡散や
原発に関する活動を行なっている、
マサチューセッツ出身の
エド・マーキー上院議員は私と考え方が近い。

議会活動の合間を縫ってわざわざ議員会館に戻り、
予定された面談時間を大幅に上回って意見交換ができた。

今後も継続して、コンタクトを取ることにした。

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夜も圧巻だった。

核科学者でプリンストン大学名誉教授の
フランク・フォン・ヒッペル氏と3時間に渡り話を伺い、
ざっくばらんに裃を解いて意見交換をした。

この場には、遠くテキサス大学からも
アラン・クーパマン先生が駆けつけた。

二人の専門家と、
包み隠しのない意見交換ができたことは
大きな成果だった。

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ワシントンでも密度の濃い
隙間のない活動となっている。

今日も朝からあの有名な
ヘリテージ財団との朝食会、
さらに議員会館まわり、
識者を交えた昼食会、
夕食会が企画されている。

今日でワシントンでの活動が最後になるが、
精一杯、走り回りたいと思う。

また夕方には、記者会見も予定されている。

会見では、今回の訪問の成果を
確実に伝えたいと思う。

さあ今日も、確実に前進します。
== 2017.9.14 ==

  
  

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