徒然日記

4月12日 その1720『逢坂誠二の徒然日記』



昨日は天気予報通り、
雨の一日となったが、
今朝は、その雨も止んでいる。

夜明け前の南の空には、
月齢20日ほどの月が
まだ高い位置に浮かんでいる。

今日は晴れの予報で、
気温は20度を上回る見込みだ。

昨日の雨と風で、
桜も随分と散っただろうが、
まだまだ花を楽しめそうなところもあるようだ。

函館の気温も10度程度になる見込みだ。

1)総務部門
総務部門座長を務められていた加賀谷参議院議員が、
総務大臣政務官に就任したことにより、
新座長に稲見衆院議員の就任が、
昨日了承された。

稲見衆院議員には、
総務委員会の筆頭理事として
八面六臂の活躍をして頂いてい る。

今度は、その職に加えて座長として、
さらに大活躍頂けるものと期待している。

加賀谷新政務官にも多いの期待する。

2)地方議会議員
地方議会議員に関し、
幾つかの懸案事項を抱えている。

昨日もそれらについて、
要望を受けたり、議論をしたりと、
色々な動きがある。

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【都道府県議会議員の選挙区】
標記について、都道府県議会議長会から
次の要望が継続的に行われている。

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都道府県議会議員の選挙制度は、
明治11年の府県会規則以来、
一貫して郡市という歴史的行政単位が選挙区とされており、
郡市の地域代表という性格を強く有している点に特徴がある。

しかしながら、
大正10年の「郡制廃止に関する法律」によって
郡制が廃止された結果、
現在「郡」には行政単位の実質はなく、
さらに合併の進行によって
地域代表の単位としての
郡の存在意義は大きく変化している。

第29次地方制度調査会の答申では、
議員定数の法定上限を撤廃し
各地方公共団体の自主性に委ねることにより
議会制度の自由度を高めるとされた。

さらに、自由度を高めるとともに
地域間格差を是正する観点からは、
都道府県議会議員の選挙区の設定も
全国一律の基準とするのではなく、
地域代表と人口比例を調和させながら
地域の実情に応じて
自主的に選挙区を設定できることとすることにより、
住民意思を正しく議会に反映させ、
地域の振興を図る制度とすることが喫緊の課題となっている。

よって、都道府県議会議員の選挙区について、
「郡市の区域による」としている公職選挙法の規定(第15条)を改正し、
全国的に守られるべきルールを明らかにした上で、
地域の実情を踏まえ、
都道府県が条例で
自主的に選挙区を規定できるようにすることを強く要請する。

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この点について、
私が座長を務める地方自治WTで議論をしているが、
議員間の関心がなかなか高まらないのが現実だ。

自治の充実は、
国家全体の民主主義にとって、
極めて大事なことであり、
今後、WTの議論を加速させたいと考えている。

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多様な人材の確保や議席の固定化を防ぐことなどを目的として
条例で選挙区設定の自由度を高める


選挙区の設定にあたって、
客観性、公平性などを担保するための規定を設ける
(住民の意見聴取、第三者機関の設置など)


一人区が多くなる傾向があり、
複数人区の設置を慫慂する規定を設けるべきか

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以上のようなことなどを念頭に
さらに議論を深めたい。

また、政務調査費、議員年金、
地方議会議員の身分の明確化などについても、
議論が必要となっている。

今日も早朝から勉強会があり、
日記はこれで終了し、出勤の準備だ。

さあ今日もしっかりと前進します。
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   2012・4・12 Seiji Ohsaka

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皆様のコメントを受け付けております。

  1. 本日の日記から、都道府県議会議員の定数について。(私の住む地域の場合ですが・・・・。)
    熊本県議会議員は22の選挙区から49人が選出されています。この内、私が住む人吉球磨地方からは人口4万人弱の人吉市から1名、人口6万人余の球磨郡(4町5村)から2名が選出されています。
    人吉球磨地方は人吉盆地の中にあり、有史以来(?)、熊襲族、阿蘇氏、鎌倉時代以後明治まで相良氏と、長年盆地内が一体的に発展してきました。
    そこで逢坂氏が言われる県議会議員定数の検討についてですが、人吉球磨地方で郡市の垣根を取り払い、全体で2~3名というのが妥当ではないかと思います。行政実体のない郡という制度が残っているのが不思議なくらいです。
    県の条例で規定すれば選挙区を変更できるような制度設計をお願いいたします。

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