徒然日記

10月28日 その3718『逢坂誠二の徒然日記』(5415)

夜明け前の空が好きだ。

函館の東の空、雲が少ない。

徐々に夜が明けてくる。

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昨日は、朝の街宣を終えた後、国会に向かった。

国会でクロマグロの件など、
早急に対応すべき事項について
打ち合わせなどを行った。

倶知安高校の後輩たち5人が
国会見学に来てくれた。

本当に嬉しい。

40歳も年の若い後輩を見ていると
自分が歳を重ねたことを痛感する。

後輩たちに色々なことを伝えたいが、
彼らは何を感じ取ってくれたのだろうか。

人生を精一杯生きて欲しいと思う。

1)子どもたちなりの自立

選挙戦で子どもたちから声援を受けることがある。

その場合、私は絶対に
「お父さん、お母さんによろしく」等の言葉は言わない。

子どもにも子どもなりの人格があり、
私はそれを大切にしたい。

子どもからの声援に対し、
それが仮に幼稚園児であったとしても子ども扱いせず、
一人の個人として心からの感謝の気持ちを伝えている。

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50年近く前だったと思う。

私の後ろから、@@@候補をよろしくお願い申し上げます、
と連呼する選挙カーが近づいてきた。

私の横に来るや否や、
スピーカーから聞こえてきたのは、
「何だ子どもか」とのセリフだった。

私は、その候補者名と政党を今も覚えている。

子どもであったとしても、
一人の個人として
キチンとした対応をしたいと思う。

だから私は、10歳の子どもに対しても、
あと8年経過したら
有権者だという接し方はしない。

もちろんその場の前後の雰囲気や、
周辺の方々との会話の中で、
そうした雰囲気の発言をせざるを得ない場面もある。

心ならずもそんな発言した場合は、
いつも後味が悪い。

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日本では子どもを子ども扱いする場面が多い。

しかし子どもにも、
それぞれの年齢に相応しい社会性があり、
その社会性を考慮した自立した個人として
大人扱いをすることが必要だと思う。

そうすることが、
子どもの社会性をさらに育むのだと思う。

子どもたちを、
それぞれの年齢にふさわしいあり方で
大人扱いすることが、
子どもたちの自立の心も育てることになるのだと思う。

主権者教育なるものも大事だが、
子どもを可能な範囲で大人扱いをすること、
そうした社会の雰囲気が
若年者の投票率を高めたり
社会参加を促すことになる。

今回の選挙戦で、
幼稚園、小学生、中学生、高校生の各世代の方々から、
自発的に声をかけられた。

私が近寄って、声をかけたのではない。

彼ら彼女らは、社会全体の選挙の雰囲気を感じ取り、
意思を持って私に近づき、彼ら彼女なりの発言をした。

私は、この経験から、
選挙の主役は有権者だけではなく、
全ての国民だと改めて感じている。

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選挙後もフル回転の日々が続く。

昨夜も帰宅後、
ゼンマイ仕掛けのおもちゃのネジが切れるように、
届いた手紙も、好きな雑誌も、メールも読まずに
何もせず、寝入ってしまった。

体のキツイ状態は続くが、
選挙後から、新たな日常モードに戻すため
もう少し頑張らなければならない。

さあ今日もブレずに、曲げずに、
確実に前進します。
==  2017.10.28 ==

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. 選挙権はまだない若い時
    当時の政治状況に対して
    大人は何をしているのだろうと感じていた。
    彼ら彼女らは有権者でなくとも
    立派な主権者だと思います。
    応援しています。

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