徒然日記
19年2月24日 その4202『逢坂誠二 の徒然日記』(5899)
昨日も帰函後、間髪を入れず
地元活動に専念した。
松前では、後援会の皆さんに、
新春の集いを開催頂いた。
笹田浩道議とともに、
皆さんから色々な話を聞かせて頂いた。
特にクロマグロの漁獲制限に関し、
漁師をやめるざるを得ないという、
厳しい話が相次いだ。
漁獲枠の配分がおかしいとの指摘が多く、
その是正に向け政府に働きかけを継続する。
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今日、沖縄で県民投票が行われる。
対象は辺野古埋め立て工事の是非だ。
基地の移設そのものの是非以前に、
そもそもこの工事を
続けられるのかとの問題が噴出している。
海底の軟弱地盤がマヨネーズ状で、
地盤改良に膨大な時間と
費用を要することが判明している。
埋め立て面積は約160ヘクタール。
地盤改良を要する面積は65.4ヘクタール.
東側の埋め立て予定面積112ヘクタールの約6割。
鋼管を使い7万6699本の砂の杭を打ち込む。
必要な砂の量650.9万立方メートル。
沖縄県内の砂利採取量の数年分になる量だという。
県の意見書では、
従来の工法では水深70メートルが限界とのこと。
辺野古は最深部が90メートル。
本当に工事が可能なのかハッキリしない。
政府の国会答弁では、
工期も費用も現時点では判明していない。
仮に工事ができたとしても県の試算では工期13年。
当初予定費用2400億円が2 兆円以上になるという。
これでは普天間飛行場の
早期返還にはつながらない。
しかも国費、つまり国民の税金を、
際限なくつぎ込まれる可能性が高い。
辺野古移設は非現実的なものといえる。
県民投票の結果は今日夜判明する。
さあ今日もブレずに曲げずに、
確実に前進します。
==2019.2.24==
皆様のコメントを受け付けております。
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浩太郎です。失礼致します。
>海底の軟弱地盤がマヨネーズ状で、地盤改良に膨大な時間と
まず、数字を色々と並べるのは結構なんですが、辺野古と他の地域と、どう違うのですか?「埋立地はどこも緩い」って話を聞いた事があるのですが。
この点を明確にしないと、「辺野古だけが特別緩い」というのは、素人には分からないと思います。漠然としたイメージだけでは、説得力が弱いのでは?専門的な数値を出さないと、論拠として弱い気がします。
例えば、沖縄県には、広範囲の埋立地があります。那覇市にも埋立地がありますね。この「那覇市の埋立地」と辺野古、この2つの違いは何ですか?また、玉木知事が「やむを得ない」とした浦添と、辺野古との地盤は、データ上、どう違うのですか?
沖縄の住民投票で反対は多かったようですね。
私も辺野古移設に反対ですが、結果は重く受け止めなくてはいけないと感じています。投票する老人の写真がありました。その方が反対なのか賛成なのかはわかりませんが、県外に住む私がその老人の思いを理解することはできるのだろうかと思いました。私は安倍政権のやり方も日本の米軍基地の7割が沖縄にあることも問題だという、大きな枠組みでとらえてしまいます。しかし沖縄の人、一人一人に様々な人生や思いがあり、それに寄り添うことはできるのだろうか、などど考えさせられました。
日々先生のご大変多忙な様子を拝見していると、政治家は決して普通のおじさんなどではなく、スーパーマンだと思えてきます。超人でもお体にはお気をつけください。