徒然日記

19年3月5日 その4211『逢坂誠二の徒然日記』(5908)

昨日は、3月4日で、サッシの日、
ミシンの日だった。

今日は、3月5 日で、サンゴの日だ。

総理は移設したと答弁するが、
現実には辺野古の大半のサンゴが
土砂の下だという。

総理はどうしてあのような
不誠実な答弁をするのだろうか。

1 )国会頭弁の可視化

安倍総理をはじめ、
安倍内閣閣僚の国会答弁は、
質問に的確に答えず、
単に時間だけを浪費する酷いものだ。

衆院の場合、
質疑者に与えられた質疑時間の中に、
答弁者の発言時間も含まれる。

だから20分の質疑時間のうち、
答弁者がダラダラと
15分も質問以外のことを話せば、
質問できる時間は5分しか無くなる。

今回の予算委員会でも、
総理、茂木大臣、根本大臣などが、
質問されたこと以外に
随分と勝手な発言をした。

こうした理不尽で
姑息なやり口を突き崩すため、
今、注目されるのは二つの取り組みだ。

一つは、国会「ご飯論法」名付けの親である、
上西法政大学教授による
国会パブリックビューイング。

そしてもう一つは、
犬飼淳さんによる「信号無視話法」。

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国会パブリックビューイングは、
現実の国会の審議の様子を
街角で上映することで、
「国民の代表機関」の実態を
多くの人たちに向け可視化し、
透明性を高めることを目的としている。

虚偽答弁やごまかし、
論点ずらしや言い逃れ等の、
不誠実で民主的議論の精神にもとる行為への
抑止効果を発揮していくことを
目指しているとのことだ。

こうした取り組みを行うことで、
国会の現実が少しでも
多くの皆さんに伝われば良いと感ずる。

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一方、「信号無視話法」は、
安倍総理らの国会答弁を
青、黄、赤色などに分類、判定するものだ。

質問内容に答えていれば「青信号」、
質問と無関係な答えや論点すり替えは「赤信号」、
「赤」でも止まらず話し続けた場合は
「信号無視話法」と見なす。

2月23日、安倍総理と我が党の本多平直議員の
「自衛官の息子が父親に「お父さんは違憲なの」
と尋ねて涙ぐんだとのエピソード」
を巡るやりとりがあった。

この約2分半の総理答弁のうち
「青」は19%、
「赤」は65%。
残り16%は不要な言葉や
似た言葉の繰り返しの「灰色」だったという。

2月4日には、
「赤」が70%を占めた
総理答弁もあったという。

このように分析すると、
総理頭弁の酷さが理解しやすくなる。

犬飼さんのブログは
「犬飼淳 note 答弁視覚化」
で検索できる。

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国会答弁が異常な状況になっていることを
多くの皆さんに知ってもらいたいと思う。

「春の夜や一酔千日我も飲まれ」

さあ今日もブレずに曲げずに
確実に前進します。
==2019.3.5==

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. 国会審議は期待外れの展開に、問題点が多いのに突き崩せず何時もながら忸怩たる思い?もっと街頭演説を増やして国民に訴えて支持や理解を得る活動を活発にするべきです!政権奪取の本気度が足り無いです。

  2. 今国会の参考人の方々は体の弱った方が多いようで、お見舞い申し上げます(笑)政府の質問妨害もやり方が露骨になってきたのではないでしょうか。このような状況を多くの人に伝える試みとして、パブリックビューイングや話法の解説はとてもよいと思います。後はどうやってその情報にたどり着いてもらうか、だと思います。
    子供にスマホを持たせていますが、「立憲」をツイッターで検索すると最上位に出たのは「DAPPI」というアカウントだったそうです。また、YouTubeのトレンドにはいつも「虎ノ門ニュース」(DHC)が入っているとのこと。どちらも自民党の宣伝用アカウントだと思います。10代の主な情報源は、スマホ、中でもインスタ、ツイッター、YouTubeです。(賢いお子さんは違うかもしれませんが)
    どういう情報に触れるかで、政治の見方も変わるでしょうから少し気になりました。

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