徒然日記

19年4月10日 その4247『逢坂誠二 の徒然日記』(5944)

東京は雨の朝だ。

1)隠れ蓑

昨日、厚生労働省が設置している
「毎月勤労統計の「共通事業所」の
賃金の実質化をめぐる論点に係る検討会」
について、総務委員会で質問した。

今国会の予算審議で、
毎月勤労統計の共通事業所の
実質賃金指数を出すよう
再三再四、厚労省に要求した。

この指数は、
景気判断をするうえで
重要であるばかりではなく、
国民の生活実感に近いものといわれ、
この秋の消費増税是非の判断にも
重要なものとなるからだ。

当初、厚労大臣は
早めに出せるかの発言をしたが、
専門家の意見を聞く必要があるとして、
検討会を設置した。

ところがこの検討会は、
実質賃金指数を出さなための
隠れ蓑であることは明らかだ。

結論を出す期限を定めていないこと。

最終的に何を議論して、
実質賃金化の何が出てくるのかも
明らかではないこと。

さらに検討会の結論が出てから、
実質賃金化の可否を議論すること。

そこで実質賃金化をやろう
ということになってから初めて、
具体的な数値を出すための作業が開始される。

つまり出さないために、
幾重ものハードルを設けたのだ。

安倍政権は
こんな不誠実なやり口に終始している。

酷すぎる。

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今日の東京の予想最高気温は7度。

函館よりも寒い1日となりそうだ。

さあ今日もブレずに曲げずに
確実に前進します。
==2019.4.10==

  
  

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