徒然日記
19年5月10日 その4277『逢坂誠二 の徒然日記』(5977)
都内は今日も明るい朝を迎えた。
朝の気温は13度、日中は28度!!の予報だ。
本当に気温の変化が激しい。
1)憲法審査会
昨日、憲法審査会が開かれた。
国民投票のCM規制について、
日本民間放送連盟からの意見聴取と
それに対する質疑が行われた。
民放連は、
表現の自由に抵触する恐れから
CM量の自主規制はできないと表明した。
2006 年当時、民放連は
CM量の自主規制に言及した。
現在の国民投票法は、
この民放連の自主規制がある前提で成立したものだ。
ところが自主規制がなくなれば、
前提が崩れてしまい現行法は
欠陥法になってしまう。
国民投票法の見直しをしないまま、
投票を実施すれば、
資金力に勝る勢力に有利なCMが、
多く流される懸念がある。
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与党の憲法審査会に対する姿を見ていると
通常の法案を審議する委員会と変わらぬ雰囲気だ。
国会議員は憲法に縛られており、
憲法を変えられるのは国民でしかない。
本来、憲法審査会は、
この前提を十分に認識した
節度ある議論をすべき場だ。
今の与党はこのことが分かっていない。
ここが分からないから
憲法議論が成り立たないとも言える。
2 )御都合主義
安倍総理の北朝鮮に対する態度が一変している。
以前は、対話のための対話はしないと
極めて強硬な姿勢だった。
またミサイル発射に対しても、
国難と発言し、解散総選挙まで実施した。
ところが昨今はこの態度が一変している。
対話は前提なしに
無条件で行いたいと方針転換した。
今回の2度に渡るミサイル発射に関しても
非難めいた発言はしていない。
もちろん国民への危機や
国難などとの発言は皆無だ。
北朝鮮への姿勢を豹変させた格好だが、
総理はなぜ態度を豹変させたのかを説明しなければならない。
また以前は、ミサイル発射のたびに、
危機を煽っていたが、今回それをしない理由、
あるいは以前は煽りまくっていた理由も、
明確にすべきだろう。
日米、日露、日朝など、
お得意だという安倍外交は、
何の成果もあげられていない。
北方領土問題に至っては、
4島返還との声すらあげられない状況を作ってしまった。
こんなことを許して良いのかと、
強い憤りをお覚えている。
今日もブレずに曲げずに、
確実に前進します。
==2019.5.10==