徒然日記

19年6月4日 その4302『逢坂誠二の徒然日記』(5999)

昨日は、早朝便で帰函した。

今金町での米倉庫の落成式に出席するためだ。

1)基幹産業
今金町の基幹産業は農業。

その基盤を強化するため、
10年ほどまえから強力に
農地整備事業への採択を要請されていた。

リーマンショック後の厳しい時期だったが、
地元の熱意もあり事業が採択され、
現在、国営の農地整備事業が進み、
その成果が着々と上がっている。

農地整備とともに規模拡大も進み、
個々の農家でのコメ保管も限界が来ていたという。

そこでJA今金の皆さんが、
将来を見据えた大きな判断をして、
今回の倉庫建設となった。

今金の水田面積は1500町歩ほど。

新しい倉庫には、
6万俵の米が保管できる。

この倉庫の完成によって、
今金の主産品である馬鈴薯などの出荷も
有利になるという。

こうした地域の取り組みを
精一杯応援したいと思う。

懸念は、日米FTAなどだが、
地元の産業を守るために
全力を尽くさねばならない。

2)予算委員会
昨夕、再上京し
予算委員会の筆頭間協議を行った。

与党から厚労や農水で法案以外の
何でも質問できる一般質疑を行っており
予算委員会の開催は考えていないとの説明があった。

私からは各種委員会には総理が出席しない、
分野横断的な議論ができないなどから、
予算委員会の開催は必須と反論し、
予算委開催を強く求めるも与党筆頭からは返答なし。

今日で与党の審議拒否は95日目となる。

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ちなみに予算委員会で、予算案だけではななく
国政全般を議論できる根拠は以下。

・憲法は各議院に国政調査権を認めている。

・「常任委員会は、会期中に限り議長の承認を得てその所管に属する事項につき、国政に関する調査をすることができる。」(衆議院規則第94条第1項)

・予算委員会の所管は「予算」(衆議院規則第92条)

・予算委員会では、従前より「予算の実施状況に関する事項」について議長承認を得て国政調査を行っている。

・国の施策は「予算」と一体のものであり、「予算の実施状況」とは、国政全般と解することが可能。

だから予算委員会では、
予算案直接の審議以外の
国政全般の議論ができる。

予算案がないのに
予算委開催を求めるのはおかしい
と思っている方もいるようだが、
幅広の議論ができるのが予算委なのだ。

今日も早朝から会議だ。
さあ今日もブレずに曲げずに、
確実に前進します。
==2019.6.4==

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. 野党の皆さん

    予算委員会を開催せよ、と裁判に訴えるのは無理ですか。
    訴訟を提起すれば、マスコミも取り上げてくれて野党の主張を世間に知らせられるではないですか。予算委員会を開きたくない政権、与党の本心・悪だくみを世間に知らせなくては。
    現状マスコミは政府の言い分しか報道していませんよ。

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