徒然日記

19年11月7日 その4458『逢坂誠二 の徒然日記』(6155)

昨日は夕刻にいったん帰函し、
最終便で再上京しました。

今日は、憲法審査会、本会議、
政調審議会など日程が目白押しです。

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幼児教育保育の無償化がスタートしました。

しかし無償化よりも先に、幼児教育保育の質の確保、
つまり保育士さんなどの処遇の改善や
希望される皆さんが確実に入所入園できる体制づくりが先、
と主張して来ました。

そうしなければさらに
質の悪化を招くことになるからです。

また今回の無償化は準備不十分のため、
無償化事務が混乱すると指摘してきました。

無償化開始から一月が経過し、
私たちの懸念が的中しています。

300人以上の園児の事務処理を一人で担っていた方が、
体調を崩しかけて退職したケースがあるそうです。

事務内容が極めて面倒なのです。

無償化の対象は、全ての3~5歳児と
低所得世帯の0~2歳児。

給食費や延長保育料などは自己負担。

そのため世帯の年収にあわせた事務処理が必要です。

さらに給食費や延長保育料の書類などを
各家庭に向けに作成し、
保護者の署名などを得る必要もあります。

とにかく事務が回らない、これが現場の実態です。

今回の無償化の制度設計が明かになったのは、この4月。

冒頭にも書いたとおり、明らかな準備不足です。

さらに事務体制のことを全く勘案せずに
制度を開始したことも問題です。

各地で、無償化の歪みが出ています。

はじめてしまったものは後戻りし難い現状ですが、
将来に大きな禍根を残すことになりそうです。

今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。

===2019.11.7===

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. こんにちは、今、問題になっている英語の民間試験問題は、安倍政権の金儲けと思われるような件ではないですか?
    民間にやらせておいて試験問題の作成及び参考書の作成、販売等のお金はどうなっていくのでしょうか?
    それから、今回の消費増税によるレジ機械の作成等、これは全国合わせると何台になりますか? これを中小企業に負わせて(少しの補助金は出しているが)その数%でも頂ければ大変な物ですよ。少し手繰って見る必要アリと思いますが、いかがでしょうか?
    最近の政治のやり方は、少し不思議に思われる事が、多すぎますね。

    宜しくお願い致します。 一国民の不思議解決希望者より・・・・

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