徒然日記

20年7月8日 その4702『逢坂誠二の徒然日記』(6399)

東京都知事選挙、野党陣営は、
全く歯が立たない結果となりました。

この原因はいくつかありますが、大きな理由の一つは、
野党が四分五裂の中で選挙を行ったことです。

バラバラに戦ったのでは、選挙に勝てるはずがありません。

やはり大きな塊になって、有権者の皆さんにも、
現状を変えうる力になる存在であることを示す必要があります。

そうしなければ投票しようとする意思も生まれず、
投票行動に結びつきません。

そのためには野党が大きな塊になる必要があります。

その第一歩は、昨年秋からともに手を携えて行動している
共同会派立国社が確実にまとまることが重要です。

この足元すら纏まらずに、
他の党に心を奪われていては何の意味もありません。

共同会派「立国社」の取り組みは、昨年秋から、
階段を一歩一歩登るような思いで、慎重に進めて来ました。

特に政調の取り組みは、丁寧かつ慎重に進めて来ました。

この蓄積を大切にしながら、
さらにこの質を高めたいと考えております。

先日、与党議員の方と意見交換をしました。

考え方は、安倍総理とは随分と違うようです。

しかしただ一点、一致しているものがあると言います。

政権にしがみつくことです。

多少思いが違っても、ただその一つで結束していると言います。

我々に欠けているのは、ここです。

政策議論は大事です。

しかし議論の結果、政策の多少の違いをことさらに協調して、
遠心力を働かせるのでは意味がありません。

議論の結果、政策の多少の違いを乗り越えて、
求心力にしなければなりません。

公文書の廃棄、隠蔽、捏造、改竄を
平気で行う政権を続けさせるわけにはいきません。

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「格差」の問題も考えなくてはなりません。経済が厳しい状況になればなるほど、皺寄せが行くのは、常に弱い立場の人間です。日本ではすでに、所得の格差が子どもの貧困や教育の格差を生み、教育の格差が所得の格差を再生産していく「負のスパイラル」が始まっています。
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これは、自民党の岸田政調会長が
今月の文藝春秋の中で述べている言葉です。

与党政調会長までば認めるこんな状態を
放置している政権を続けさせるわけにはいかないのです。

そのために心を一つにして、
我々はさらに実績を積み重ねなければなりません。

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昨日、EUの駐日代表部の政治部長さんと懇談をしました。

部長からは、EUが各国からの拠出金以外に、
独自課税や国債などによる独自課税の検討をしていることや、
中国との関係が悪化していることなどについての話がありました。

EUと日本は極めて重要な関係にあることは論を待ちません。

コロナ禍の中で、今後、一国主義などが、
今まで以上に強く台頭する可能性がありますが、
知恵を絞って新しい形の国際連携が必要である
などの話を私からさせて頂きました。

今日も早朝から国会で会議を行い、
午後には帰函し、地元歩きをします。

今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2020.7.8===

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. 解散風が吹きそうですが、議員が言う通りで、自民党は政権維持には、色々あれど必ずまとまります!野党には、自己主張が強く、本当に皆で固まり政権奪取する本気度が感じられない!
    だから、国民から支持されない!野党には猛省促します。頑張れ✊

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