徒然日記

21年1月16日 その4894『逢坂誠二 の徒然日記』(6591)

国内で初のコロナ感染が確認されてから、
まるまる一年が経過しました。

一年後の今、再度、緊急事態宣言が
発令される事態になっています。

感染者の割り出しと隔離、
個人の生活や事業を守ること、
医療体制の確保など、
いずれも対策が後手に回り、
先行きの見えない状態になっています。

我々は、昨年12月、
知事の権限を明確化することや
要請などに対する経済的補填を
明確化することなどを内容とする
特措法などの改正案を昨年12月、
国会に提出しました。

政府も与党も特措法の改正は、
感染がおさまった後に検討するとし、
全く取り合おうとはしませんでした。

ところがここに来て突然、
政府も与党の改正を急ぐと言い始めました。

しかも罰則を全面に押し出しています。

政府の対応がまずいことを棚上げにして
罰則に頼るのは無責任なことです。

私は、罰則をはなから
否定する立場ではありませんが、
今、この時期に行うべきことは、
実効性のある対策に全力を尽くすことです。

それが充分に行われてもいない段階で、
罰則を持ち出すのは、
あまりにも安易すぎます。

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昨日、吉川貴盛元農水大臣が、
一切の説明責任を果たさないまま
政治と金の問題で在宅起訴されました。

本人は議員辞職され入院加療中とのことですが、
説明責任が無くなったわけではありません。

コロナ対策が最優先の今、
政府に対する国民の信頼がとても大切なことですが、
逆に政府への信頼を貶める事態になったのは、
国民にとって誠に不幸なことです。

この件に関し菅総理は、
大変残念だと述べたようですが、
再発防止に万全を期す観点からも
問題の真相を解明し
国民に説明する責任が総理にはあります。

農水省は検証員会を設置する
と言っていますが、
それは当然のことです。

また自民党は、この件に関する4月の衆院補選で、
候補者の擁立を断念すると発表したようです。

どんな構図になろうとも、
松木謙公さんの確実な当選のため、
全力を尽くさねばなりません。

今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2021.1.16===

  
  

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