徒然日記

21年1月22日 その4900『逢坂誠二 の徒然日記』(6597)

一昨日の代表質問の議事録を読んで、
菅総理の答弁を整理して、
皆さんにお知らせしたく思っています。

しかし議事録を読み始めて、
改めて菅総理の答弁の希薄さに愕然としています。
(愕然とし過ぎて、今日は整理できておりません。)

今、コロナ感染が判明しても、
入院できず、亡くなる方がおられます。

こうしたことを防ぐためには、実態把握に加えて、
自宅等で療養している方へのサポートが必要です

これに対する菅総理の答弁要約は以下です。

====現場の実態を適切に把握することはもちろん重要ですが、
コロナ対応で大変なご苦労をしていただいている
保健所等に大きな負担を課すことになります。
今後、現場の負担も考慮した
適切な実態把握の在り方を検討する
====

Twitterで、こんな数字を聞きくな
との批判を目にしましたが、
結局、政府は自宅等での療養の数は、
1週間程度遅れて把握していますが、
死亡者数など把握はしていないのです。

保健所の負担に配慮するのは当然ですが、
今後、答弁のような実態把握が
行われるかどうかは分かりません。

実態把握をしない理由を
現場の負担増のせいにしていますが、
その一方で、自宅療養患者への対応について、
次の答弁をしています。

====
保健所で定期的に健康観察を行い、
症状が変化した場合などに備え、
患者からの連絡や相談体制を構築しております。
====

ということは、保健所は、
患者さんの実態を把握していると
理解できるのですが答弁がチグハグです。

====
答弁の希薄さ、内容のなさは、
答弁時間からも明らかです。

これまでは質問が30分だと
答弁も30分程度が通例でした。

ところが一昨日の衆院本会議では、
枝野代表40分の質問に対し答弁24分、
逢坂30分の質問対し答弁24分、
いずれも質問よりも答弁が短くなっています。

昨日の参院の本会議も同様でした。

全体で本会議は2時間の予定でしたが、
30分も残して終了したのです。

時間の長さが、
必ずしも答弁の充実さを表すものではありませんし、
内容がしっかりしていれば結構なことです。

しかし菅総理の場合は内容もなく答弁も短い、
まさに気で鼻を括った答弁なのです。

質問と答弁が一歩通行の本会議は、
こうした不誠実な対応が可能ですが、
予算委員会はそうは行きません。

菅総理には、ガッチリと
答弁してもらわなねばなりません。

今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2021.1.22===

  
  

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