徒然日記

21年4月16日 その4984『逢坂誠二 の徒然日記』(6681)

今日の暦には、「三りんぼう」との記載があります。

三隣亡と書き、手元の辞書によれば以下の意味です。

「暦注の一。その日に建築すれば、近隣三軒まで災いが及ぶとされる日」

暦には、分からないことが多いですね。

 

1)ワクチン

4月13日現在の各国ワクチン接種の状況の中で、
日本はOECD、G7、ともに最下位です。

アジアでも下位に属しています。

この間、厚生労働省や内閣府に繰り返し
ワクチン調達の見通しを聞いても要領を得ません。

医療従事者等と高齢者の接種が同時になっているのは、
一昨日もこの日記で指摘した通りです。

これによって医療従事者等に対する優先接種の意味がなくなっていますが、
この点についての政府の説明は支離滅裂、その場凌ぎの対応です。

論理性、使命感、責任感、政府の説明からは、
これらがいっさい感じられません。

一体、日本の政府はどうなってしまったのでしょうか。

日本は感染者が少ないから、
ワクチンの供給量は少なくて当然との声も寄せられますが、
ワクチンの供給は、国際枠組みの中、
共同で供給を決めているわけではありません。

一部発展途上国等を除き原則、各国の自国責任において、
それぞれの国が調達しています。

今の時点で、その調達が完全に出遅れたのは事実と言わざるを得ません。

今回、訪米中に、菅総理が
米国にワクチン供給を依頼するとの情報もあるようですが、
何やら国として、様々な歯車が完全に狂っています。

もう一度落ち着いて、国家としての戦略の立て直しが必要です。

目先のことに右往左往せずに、落ち着いて黙考します。

 

今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。

===2021.4.16===

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. 供給の遅れは仕方ないとしても、その間に輸送や接種の仕組みや態勢を整えることがどれだけ出来ているかも重要だと思います。イスラエルのコロナワクチン対策専門家チーム代表の方の話が載っているこの記事は参考になります。

    なぜ、イスラエルのコロナワクチン接種率は高いのか?
    https://news.yahoo.co.jp/articles/f6c50df7b02b1723f894c7410987db7c80966091

    却って日本はどうかといえば、輸送時にワクチンの効果を下げるようなレベルの温度管理でも認めてしまいそうな、そんな雑な話になっている状況です。ワクチン接種を行う医療従事者そのものの数も足りないのであれば、イギリスのように研修を受けた人をボランティアとして戦力に加えるとか、そういう話が政治の側から上がってニュースにならないことにも疑問を持っています。

    ワクチンの供給量が十分でも「打つための」人手が足りない日本の問題
    https://news.yahoo.co.jp/articles/f6c50df7b02b1723f894c7410987db7c80966091

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