徒然日記
21年6月18日 その5047『逢坂誠二 の徒然日記』(6744)
全国的に大気の不安定な状態が続いています。
昨日の都内も急に雨が降ったり、青空がのぞいたり、
先の読めない天候でした。
今日は上弦の月です。
1 )国会の自殺行為
参院決算委員会で、会計検査院に対し、
次の事項を検査するよう野党側が求めていました。
*全戸に2枚ずつ布マスクを配布した事業の詳細な経費など
*当初は73 億円の事業費だったオリパラアプリなど新システムの契約手続きや管理
*給付金事業の事務費
*予備費の使用
国民の関心も高く、国会としても当然、
内容を把握すべき事項と思います。
ところが、いずれも与党が同意せず削除されました。
行政を監視すべき国会が、
自らその役割を放棄するとは信じ難い状況です。
議員内閣制のもと、衆院与党は政府と一体化しがちで、
政府に対するチェク機能が働き難いとの指摘もありますが、
参院は比較的独立性が高いと評価されています。
その参院も政府に擦り寄るのであれば、
与党の国会における役割は皆無どころか、
阻害要因でしかありません。
キチンとした検証と情報公開が政策を進化させるのですが、
隠蔽は逆に政策を劣化させます。
それは最終的に国民の不利益につながります。
最近の与党の政府擁護は度が過ぎています。
今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2021.6.18===