徒然日記

21年7月17日 その5076『逢坂誠二 の徒然日記』(6773)

コロナ本部会議のため昨日、上京しました。

1)無謀

河野大臣がワクチンの供給量が減ったことを
2か月近くも隠蔽していたにも関わらず、
ワクチン接種の混乱の要因について
自治体が打ちすぎたなどと
言い訳をしていたのには呆れるばかりです。

また自治体がワクチン接種システム(VRS)への
登録が遅いことも非難しておりましたが、これも的外れです。

VRSの読み取り能力は極めて悪く、VRSは粗悪なシステムです。

接種券不要の職域接種を政府が提案し、
VRSへの記録ルールを破ったのは政府自身です。

一昨日になって河野大臣は、

自治体に具体的な供給計画を
早めに示す必要があったと非を認めましたが、
いまさら何を言っているのか、現状認識が甘すぎます。

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西村大臣の対応も酷すぎます。

金融機関から飲食店への圧力について謝罪撤回。
酒類販売店から飲食店への圧力について謝罪撤回。
都道府県からの酒類販売店への圧力について謝罪撤回。

こんなことを連発していますが、
菅総理も麻生財務大臣も見て見ぬふりです。

また西村大臣は、グルメサイトを利用して、
飲食店の現状を密告させるルールを構築しようとしていますが、
これも筋悪の対応です。

西村大臣は、グルメサイトを利用して
日本を密告社会にしたいというのでしょうか。

政府が機能しておりません。

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東京の感染が拡大する中、オリンピックの開幕まで、
一週間を切りました。

こんな中、いわゆるバブルの穴が次々と明らかになっております。

ルール外の買い物、食事、散歩などが
色々なところで確認されています。

こんな状態では、さらに感染が拡大する恐れがありますし、
オリンピックがまともに開催できるとも思われません。

こうしたことに対し、我々も対策を提案していますが、
政府はそれを一向に聞き入れようとはしません。

キチンとした対策を講ずることができないなら、
今のオリンピックの実施は極めて危険です。

だから我々はオリンピックの延期や中止を要請しているのです。

しかし政府はそれでも実施する態度を変えません。

厳しい状態が予想されているにも関わらず、
十分な対策を講ずることもなく、爆進する姿は、
太平洋戦争末期の日本と二重写に見えるのは
私だけではないはずです。

あまりに無謀と言えます。

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昨日のコロナ本部会議でも、
またもや次々とバブルの穴が明らかになっています。

しかも組織委員会は政府に対し、
事実と違う説明を行っているようです。

それにより霞ヶ関の職員の皆さんは、
結果的に我々に嘘をつくことになります。

先日来、こんなことが頻発しております。

政府職員の皆さんが気の毒に思えます。

総理には国民や来訪者の命を守るために何をすべきか、
改めて考えて頂く必要があります。

今日は朝のうちに帰函します。

今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。

===2021.7.17===

  
  

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