徒然日記

21年7月31日 その5090『逢坂誠二 の徒然日記』(6787)

夜明け前の東の空が茜色に染まっています。

7月も末日、暑さは相変わらずですが、
朝の空は秋に向かう季節の移ろいを感じます。

1)菅総理会見

昨夕、政府は緊急事態宣言の6都府県への拡大を決めました。

北海道もまん延防止重点措置地域となります。

「ワクチン接種が大きく進み、新型コロナとの闘いにも区切りが見えてきた中で、再度、東京を起点とする感染拡大を起こすことは絶対に避けなければならない。先手先手で、予防的措置を講ずることとした」

これは4度目の緊急事態宣言を発出した 7月8日の総理会見での発言です。

結局は、区切りが見えないばかりか、
東京の新規感染者が連日3千人を超えるなど、
絶対に避けると言った感染拡大が起きています。

先手先手ではなく、後手後手と言わざるを得ない状況です。

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昨夜の会見で、総理は次の発言をしました。

「8月末までの間、今回の宣言が最後となるような覚悟で、政府をあげて全力で対策を講じていく。」

7月8日に、再度の感染拡大は絶対に避ける旨の発言をしたのですが、
今回も最後にすると述べる総理の姿がオオカミ少年に重なります。

もちろん新規の対策があれば、
オオカミ少年とはならないのでしょうが、
目新しい新規の対策はありません。

その一方で、次の発言などは注意が必要です。

「重症化リスクを7割減らす画期的な治療薬が、今月19日に承認された。政府として、この治療薬の十分な量を確保しており、 50代以上の患者に加え、基礎疾患のある方に積極的に供給し、重症化を抑えていく。」

抗体カクテルのことに言及しているのですが、これは感染者への点滴による治療薬です。

抗体カクテルを使用するためには、感染者を隔離できる病床の確保が前提になります。

どんなに治療薬が確保できても、それを利用するためには病床の確保が律速、
ネックになるのですが、ここを踏まえない発言は、単なる楽観論に聞こえます。

今、総理の発言に必要なのは人流が減ったなど
根拠のハッキリしない改善点を列挙することではなく、
危機感を共有することですが、昨夜の会見からはそれが感じらません。

それよりも責任回避、記者との噛み合わない質問のやり取り、そればかりが印象に残ります。

質問と答弁が全く噛み合っていなくても再質問ができない
気持ち悪さを感ずるほどの総理の会見姿勢は、
今、日本の役所の中に徐々に広がりつつあります。

これはコロナ感染がもたらした、
今後の日本にとって極めて深刻な状況です。

2)病床確保

政府分科会の尾身会長も指摘するとおり
医療が極めて厳しい状況に直面しております。

そのため昨日、厚生労働省、内閣官房に対し、
病床確保などについて緊急要請を行ないました。

本来、厚労大臣、オリパラ大臣に直接、要請を行う予定でしたが、
日程調整の時間も待てないほど緊急性を要するため、
事務方に対し大臣宛の要請書を手交し、要請を行ないました。

特に丸川大臣は、昨日の閣議に遅れる失態もあり、
さらに日程調整が難しい状況だったようです。

要請内容は以下です。

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1.
入院すべきと判断されたものの、入院できずに自宅等で待機している患者の方々が診療を受けられずに放置されることがないよう、担当する医師を明確にした上で、訪問診療をする体制を作って下さい。訪問診療ができない場合は、一日一回のオンラン診療を実施して下さい。また、症状が悪化した時に迅速に対応できるよう、診療等の情報を集約して一元管理し、把握漏れを無くして下さい。

2.
自宅等で療養している方々に、パルスオキシメーターや食料品等を必ず配布してください。

3.
首相をトップとする病床確保等本部を官邸に設置して、医療圏ごとに連携をしながら、都道府県を超えて患者を受け入れる体制や医療関係者を融通し合う体制、自宅等療養者をケアする体制を確立して下さい。

4.
オリンピック・パラリンピックをボランティアとして手伝っている、あるいは手伝う予定の医療関係者のうち、派遣元の病院に医療ひっ迫の恐れがある場合は、速やかに派遣元に戻ることが出来るように対処して下さい。

==以上==

首都圏だけではなく、全国的な感染者の増加は明らかです。

医療崩壊によって助かる命が助からなくなるという、
最悪の事態を食い止めるために、
政府には確実に取り組んで頂く必要があります。

今日は、函館からオンラインの会議3件と
リアルの会議1件に出席する予定です。

今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。

===2021.7.31===

  
  

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