徒然日記
21年10月7日 その5158『逢坂誠二の徒然日記』(6855)
日の出の時刻が遅くなってきました。
空が暗いうちに自宅を出て、
徐々に明るくなる空を眺めながら
歩くことのできる季節になりました。
今朝の函館の気温は8度です。
これでは流石に半袖、短パンは厳しい状態です。
1 )政府を監視する
国会の役割の一つに政府(内閣)の監視があります。
政府が変なことをしないよう、
あるいは変なことをしたらそれを正す役割です。
この監視機能は、
与党も野党も分け隔てなく行わなければなりませんが、
日本の議員内閣性のもとでは、
与党の政府監視機能は十分に発揮されることはありません。
公文書を廃棄しても改竄しても、国会で嘘の答弁を行っても
与党から政府に対して強い批判は出ません。
公金を使って自分の支持者を優遇するような行政の私物化を行っても、
与党議員からは、それを問題視する強い意見は聞こえません。
大臣、副大臣、政務官などに任命されて政府(内閣)入った以外の
立法府だけにいる与党議員は、政府への監視機能を果たしていないのですから
国会議員としての役割を十分に果たし得ない立場ともいえます。
従って野党議員が、政府監視の中心を担うことになります。
民主党政権時代も当時の自民党からの政府批判は物凄いものでした。
国会で政府を批判している姿を見て、
特に野党に対しては批判ばかりだと眉をひそめる方がおります。
しかし国会が政府の監視や批判をしなくなったら、
国会の役割放棄に近いものとなります。
政府批判をさせたくない与党議員は
「また批判か」などの発言や野次を飛ばす傾向があります。
こんな煽動的な声にまさに煽られて、
「野党は批判ばかり」との認識が刷り込まれては、
国会がその機能を果たすことはできません。
もちろん野党は批判ばかりではなく、
議員立法などをはじめ相当数の提案をおこなっています。
立憲民主党の提出議員立法一覧
cdp-japan.jp/visions/submission_bill_by_diet_member
委員会質疑も政府監視だけではなく提案もあります。
例えば1月の予算委員会での私の質疑では、
少子化に関する提案をデータをもとに行いました。
(こうした場面が報道されることが皆無なのは寂しいことです。)
コロナ対策に関しても、一部報道もされていますが、
最近はほぼ毎週のように文書で大臣に提案をしております。
私は、批判ばかりとの批判に怯むことなく、
提案も批判も行い、自信を持って歩むべきだと思っています。
今日は月齢 1です。
夕刻の空、細い月を見たいのですが、
夕刻は雨になる可能性大です。
さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2021.10.7===
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