徒然日記
21年11月8日 その5190『逢坂誠二の徒然日記』(6887)
今日も函館の夜明け前は薄雲が広がって、
天頂付近に微かに光る星が見えます。
日中は晴れの予報です。
夜明け前の気温は 7度、日中は15度になる見込みです。
今日も早朝から活動を開始します。
1)早速
早速、選挙中に話したことの実現に向けて動いています。
特にコロナ対策は早急に実現させねばなりません。
*6波に備えた医療体制の強化
*地域と業種を問わない規模に応じた事業者への支援
*生活に困窮する個人への支援
*PCR検査の拡充
これらを何とか実現したいと思っていますが、
コロナ本部やその他の機会を通して
政府への働きかけを開始しています。
また多くの方から要望のあった技能実習生の入国制限も今日から緩和されます。
2)1対1
私は、野党が一丸となって1対1の構図を作ることが大事だと、
以前から主張してきました。
1人しか当選しない小選挙区で、与党が複数の候補を擁立することは、
仲間割れなどでもしない限り、ごく稀なことです。
与党候補は常に1人です。
その候補に野党がバラバラで立ち向かっても、よほど強い野党候補でない限り、
ただでさえも野党支持率の低い状態ならば、選挙結果は火を見るより明らかです。
それぞれの選挙区の事情に応じて、可能な限り、
野党行為の一本化が望ましいと私は今も考えております。
少数政党のままで良いと考えるなら、野党候補が乱立し、
政策的にも尖った純化した主張を掲げて戦う道もあるでしょう。
それが政策的に正しく正論であるように思われます。
しかし、これでは、いつまで経っても少数政党のままであり、
純化した政策の実現はほぼ不可能に思われます。
私たちは、論理的に正しい政策を掲げて真実を探究することが目的ではありません。
理不尽な手練手管や嫉妬や欲望にまみれた権力闘争などが渦巻く中で、
国民の命と暮らしを守るため、少しでもより良い政策を実現することが、
私たちの目的だと私は考えています。
理念を明確にする必要がありますが、政策を純化し、
思いの一致する仲間だけでこの目的を達成することはできません。
簡単に言えば、あらゆるものを飲み込む懐の深さ度量が必要です。
立憲民主党は、
「一人ひとりの日常のくらしと働く現場、地域の声とつながり、
明日への備えを重視し、国民の期待に応えうる政権党」
となることを綱領の冒頭に掲げています。
政権党となるためには、理念を明確にすると同時に政策に幅を持たせて、
多様な方々を受け入れることは欠かせません。
政策を純化し排除していたのでは、政権党になることはできません。
純化路線ではなく、複雑化路線を歩む必要があります。
だからこそ、結束力を保った政党の運営が難しいのですが、
ここを乗り越えない限り、国民の期待に応えうる政権党になることはできません。
小異を捨てて納得のできる皆さんと一本化する必要があります。
今回の一本化について、色々と根拠のない難癖、誹謗中傷に近い激しい批判があります。
なぜあんなに批判するのでしょうか。
その理由は、一本化が怖いからです。
真剣に野党が一本化され1対1の構図が作られてしまえば、
それは与党にとって極めて嫌なことなのです。
小選挙区は、相手にとって不利で嫌な構図を作らなければ、
選挙区の多くで勝ち上がることはできません。
選挙のための野合と批判する皆さんに皆さんに言いたい。
今の与党は、選挙のための野合ではないかと。
憲法観や防衛に関する考えは完全に一致しているのでしょうか。
完全に一致しているなら、別の党である必要はないのです。
違っているから別の党の連立なのです。
その方々が、野党と与党、 1対1の選挙構図を作ることを批判するのは、
単に1対1の構図を壊したい、その一心に違いないと私は見ています。
選挙は戦いです。
相手の嫌なことを繰り返し仕掛けてきます。
それに怯んでいては戦いに勝つことはできません。
今、改めてそのことを自問しています。
3)給付
コロナ対策として個人への現金などの再給付の議論が始まっています。
冒頭にも書いた通り、生活に困窮する皆さんへの給付を行うべきです。
年齢を区切った一律の給付をどうしても実施するにしても、
生活困窮者を置き去りにするわけには行きません。
さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2021.11.8===
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「政権党となるためには、理念を明確にすると同時に政策に幅を持たせて、
多様な方々を受け入れることは欠かせません。
政策を純化し排除していたのでは、政権党になることはできません。
純化路線ではなく、複雑化路線を歩む必要があります。」
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然り。「複雑化路線」を進むには、「媒体となる人々」が必要だと思います。
それがどういう人たちでどこに居るのか、あるいは、どうすれば出てくるのか。
容易には見えて来ませんが、しかし、必須だと愚考します。