徒然日記
21年12月9日 その5221『逢坂誠二の徒然日記』(6918)
夜明け前の都内の気温は8度位です。
雲は少なく日の出は6時40分頃です。
風も弱く静かな朝です。
1)代表質問
昨日から代表質問が始まりました。
岸田総理は踏み込んだ発言してくれるのではと、
新総理の答弁に期待したのですが、
全く何も答えていないに等しい受け答えにガックリです。
これじゃ安倍さん、菅さんと変化なし。
岸田さんの特色、持ち味が皆無です。
そもそもあれが特色なのでしょうか。
非常に残念です。
2)10万円給付
18歳以下への現金とクーポンによる10 万円給付ついて、総理が迷走し始めました。
5万円分について、
「クーポン給付を原則として検討してほしいが、
自治体の実情に応じて現金の対応を可能とする」
と昨日の代表質問で表明したのです。
そもそもこの10万円給付は最初から筋の悪いものでした。
経済対策なのか、困窮者対策なのか、子育て対策なのか、
いずれの面から見ても中途半端で政策目的がハッキリしません。
しかも960万円という収入制限も、
世帯の中で所得が最も高い人の年収となる方向です。
共働き家庭では、夫婦の収入を合計した世帯全体の年収ではありません、
夫か妻の年収が高い方の年収で判断する方向です。
夫も妻も年収950 万円の共働き家庭の子どもには支給さますが、
年収970万円の世帯主以外の収入がない家庭の子どもには支給されないのです。
明らかに不公平な仕組みです。
また現金5万円とクーポン5 万円支給ならば、
支給経費が膨らむばかりかみ、
市町村の現場の事務は極めて煩雑なものとなります。
このため一律現金10万円給付を検討する自治体も出て来ました。
昨日、総理は、
「どういう場合に現金給付できるか、
自治体の意見を聞きつつ、
具体的な運用方法を検討する」
と答弁しました。
政策目的も曖昧、制度設計も不十分、もう一度根本から、見直して、
真に困窮している方々へ支給するものへと変更すべきです。
今日も朝から予定がギッシリ詰まっています。
さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2021.12.9===
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こんばんは。私の友人の夫が官僚(確か総務省)をしているそうですが質問主意書の対応が辛いと嘆いていました。5mm以内(青枠)を守るために余計な時間を使ったり何段階もの決裁を数日の間に取る必要がある事、どの省庁が担当するか1時間以内に決めなければならないなど激務だそうです。野党の質問時間が少ないからしょうがないと言ってはいるものの何か改善できる事は無いんですか?
以前立憲の地方議員に保育所の相談をさせて貰ったのでもしかしたら聞いてくれるかもと思いました。
こんにちは。
この程度だろうと思いますよ。
そもそも自民党の総裁ですから。
これまでの路線から大きく踏み込むことは避ける
だろうと思っていましたが、予想を裏切りませんでした。
岸田氏はそれほど芯のある人じゃあないと思います。