徒然日記

22年1月30日 その5273『逢坂誠二の徒然日記』(6970)

一昨夜は、朝生出演のためほぼ徹夜状態で帰宅。

その後、仮眠をして、道連の常任幹事会に出席。

夕方は田原総一郎さんのBS 朝日『激論!クロスファイア』の収録。
(今日18時から放映です。)

朝型の私ですが、いつもよりもさらに睡眠時間が少なく、
生活のリズムが変わると疲れます。

さすがに今日はいつもの時刻には起きられませんでした。

でも今日も日記から一日の始まりです。

都内の朝の気温は3度。

空の光がちょっと春めいた雰囲気に思われます。

1)コロナ対策

コロナ対策について、あれやこれや考えています。

国内のコロナ感染者の初確認からもう2年が経過しました。

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2年前の2月27日、当時の安倍総理が、
週明け3月2日からの学校の一斉休校を全国に要請しました。

その日は木曜日。

周知するには、翌日28日の金曜日しかありません。

全国の学校現場が大混乱に陥ったのは、
多くの方が覚えていることと思います。

今では、専門家からあの一斉休校は意味が無かったと指摘されていますが、
このことをはじめとして、この間のコロナ対策の検証は不十分です。

この間の出来事をキチンと記録して、
確実な検証を行わなければなりません。

この2年の間にコロナ感染を取り巻く状況は随分と変化しました。

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日本では十分に確保されているわけではありませんが、
ワクチン、点滴による中和抗体、経口治療薬が開発されました。

これも日本では十分ではありませんが、
PCRなどの検査も随分と行われるようになりました。

デルタ株、オミクロン株とウイルスの変異がありますが、
コロナウイルスの性質も少しづつ分かる部分もあります。

当初は、感染抑制、感染防止が最大の経済対策とされていましたが、
今、それも随分と考え方が変わってきております。

感染対策を主眼に据えて人々の行動を行動を抑制したり、
学校を休みにしたことなどによって、
人の心や将来の人生に大きな影響を与え、
社会全体としては不利益の方が大きくなったとの指摘もあります。

2 年前の感染初期の段階なら感染抑制だけに注力すれば良かったのですが、
今はもっと広い目線で社会全体に、
そして将来にも目配りをして対策を講ずる必要があります。

つまり今の対策と以前の対策は違わなければなりません。

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ワクチンは、望む方、接種可能な方は、接種すべきだと私は思います。

また3 回目の接種も可能な限り前倒しすべきだと私は思っています。

必要な検査が迅速、安価に実施できる体制が必要です。

マスク、手洗いなどの個人が行うべき感染対策は継続する必要があります。

可能ならばテレワークなども継続すべきです。

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厚労大臣、ワクチン担当大臣、特措法担当大臣、さらに官邸など、
今の政府は司令塔機能が不明確です。

また専門家の位置付けも国民には分かり難いものです。

これらを整理し、司令塔機能を官邸などに一元化すべきです。

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陽性者は、以前のように全ての方に同じ対応をする必要はありません。

重症者や重症化リスクの高い方は、専用の医療機関での治療療養が必要です。

軽症者や無症状者は、必ずしも医療機関でなくても良いので、万が一重症化した場合に、
即、専門医療機関へと移転を可能とする医療的ケアが実施できる施設や
医療的見守りを整えた上で自宅療養へとシフトすべきです。

また平時と感染拡大時の国と自治体の関係、
さらに医療機関の役割について法的整理が必要です。

飲食店や夜に焦点を当てた今の対策を見直して、
感染の状況に応じたより現実的な対策を講ずるべきです。
最近は、学校や保育所、幼稚園に端を発した家庭内感染も増えています。

全国の知事が地域の実情に応じて、
柔軟に対策を講ずることができるようにすべきです。

事業者へのコロナ感染による減収対策は、
地域や業種を問わず、事業規模に応じて行うべきです。

文化芸術のへの支援は必須です。

睡眠不足ですが、脳はフル回転しています。

さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2022.1.30===

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皆様のコメントを受け付けております。

  1. こんにちは。

    逢坂さん、オミクロン株は上場の軽い場合が多いという事で、
    世の中、新型コロナに付いてやや楽観的な考えが広がっている
    ように見受けますが、下記のように「Long COVID」が大きな
    問題です。伊東氏の論考はまだまだデータの裏付けが必要ですが、
    欧米の研究は進んでいるでしょうから、それをサーベイしながら、
    慎重に政策を進める必要があるように思います。
    ――――――――――――――――――
    『JB Press』、2022.1.14
    オミクロン株が「弱毒」と侮れない理由
    細胞が再起不能に:コロナ後遺症のメカニズム
    伊東 乾
    file:///C:/Users/elm20/OneDrive/%E3%83%87%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97/%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%83%BB%E4%BF%9D%E9%99%BA/%E3%82%AA%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%B3%E6%A0%AA%E3%81%8C%E3%80%8C%E5%BC%B1%E6%AF%92%E3%80%8D%E3%81%A8%E4%BE%AE%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E7%90%86%E7%94%B1%20%E7%B4%B0%E8%83%9E%E3%81%8C%E5%86%8D%E8%B5%B7%E4%B8%8D%E8%83%BD%E3%81%AB%EF%BC%9A%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E5%BE%8C%E9%81%BA%E7%97%87%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%82%AB%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0(7_7)%20JBpress%20(%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9).htm

  2. 逢坂代議士
    お疲れ様です。
    いつも楽しく拝読しています。
    地方行政から見た立場は
    的を、得て参考になります。
    これからもよろしくお願いいたします。

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