徒然日記
22年4月5日 その5338『逢坂誠二の徒然日記』(7035)
まだ路面は濡れていますが、もう今日は雨にはならないようです。
夜明け前の気温は9度、日中は 16度程度になる見込みです。
今日は清明、そして横町の日でもあります。
横町の日は、4と5で、語呂合わせです。
1)東証
昨日から東京証券取引所が、60年ぶりの市場再編を実施しました。
これまでの東証1部などが廃止され次の3区分となります。
プライム:時価総額の大きいグローバル企業など(1839社)
スタンダード:中堅企業向け(1466社)
グロース:成長企業(465社)
分かりやすくなったとは思うのですが、
何が変わるのかよく分からないとの声もあるようです。
今日は詳細には言及しませんが、
東京株式市場の地盤沈下についてもいずれ書きたいと思っています。
2)論理国語と文学国語
この4月から高校の国語授業の内容が新たになっています。
論理国語:論理的・実用的な文章を扱う
文学国語:文学的な文章を扱う
「論理国語」と「文学国語」という選択科目が登場したのです。
私は以前からこの国語教育の再編に疑問を持っていました。
論理と文学を明確に切り分けられるのでしょうか。
論理国語の目的は、論述の力や批判的な読解力を育むこととされています。
それをあえて文学と切り離して学ぶ意味がどこにあるのか私にはちょっと分かりません。
効率重視、結果重視、利益重視、こんな世の中だからこそ、
感情や感覚を刺激する抒情的で好き嫌いも含め
価値判断に曖昧さの残る分野についての学習が必要なのです。
自分の考えだけを押し付けない、多様な価値観を受け入れる、
今の時代に求められるのはこんなことです。
だから逆に文化芸術の振興が大事なのです。
さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2022.4.5===
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