徒然日記
22年4月18日 その5351『逢坂誠二の徒然日記』(7048)
雲が広がっていますが、ところどころに青空も見えます。
日中は20度近くまで、気温が上がる見込みです。
昨日は満月でしたが、雲が多く、残念ながら望むことはできませんでした。
1)地域の声を聞く
昨日、静岡県連の「立憲アカデミー静岡」で講演をしました。
一昨日の道連とは違い、党の政策にも少し力点を置いた内容となりました。
講演に先立って静岡の県議、市議の皆さんとも意見交換をさせて頂き、
地元の状況について色々と話を伺うことができ、極めて有意義な時間となりました。
話す前に聞くことが、極めて大切です。
2)泊原発
「北電泊停止10年 原発担える組織なのか」
これは今日の北海道新聞の社説です。
以下、社説の一部です。
*泊原発が全基停止してから来月5日で10年
*原子力規制委員会の審査は異例の9年近くも続く
*経営判断の遅さを批判された藤井裕社長は、規制委に「猛省」と落ち度を認めた
*東電柏崎刈羽原発では合格後に不備が発覚、審査制度自体の信頼性も揺らいでいる
*それなのに審査対応すらできぬ北電に原発が担えるのか
*猛省するなら廃炉も検討し、身の丈に合った経営を目指すべき
*規制委が問題視するのは、火山・津波解析などを外部や出向者に「丸投げ」する体質
*常に受け身で専門的な議論が深まらず、意思決定も迅速にできない
*自ら安全を担う意識が薄いのではないか
このように、北電に対し極めて厳しい内容となっていますが、
この間の北電の対応を見ると当然な指摘です。
東電もあまりにも杜撰な対応で柏崎刈羽原発の稼働見通しは立っていません。
日本の全ての原発は、過酷事故は発生しないという安全神話を前提にして立地されました。
しかし3.11 後は、日本の原発も過酷事故が起こりうること、
政府もそれが前提であるという立場に転換しました。
それにも関わらず、電力各社の姿勢は、
未だに安全神話にひたっているように思われます。
安全神話を前提にしないならば、ここまで審査しても合格できないということは、
社説の指摘する通り廃炉を検討する段階に入っていると判断せざるを得ません。
さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2022.4.18===
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