徒然日記

22年6月5日 その5399『逢坂誠二の徒然日記』(7096)

夜明け前の都内、空に雲が広がり、
時折、小さな雨粒を肌に感ずる天候です。

朝の気温は19度、日中は25度との予報です。

1 )全国行脚
参院選挙の公示まであと17日です。

公示前までに代表、幹事長、私などが、
全ての都道府県連にお邪魔する全国行脚を展開中です。

週末も早朝から移動を開始し、あちこちを回っています。

そのためいつもの朝の散歩や運動は完全にストップしています。

とにかく今は、全ての力を参院選挙に注いでいます。

2 )出会い
昨日は、富山市、長野県上田市を訪問しました。

富山では、夏の参院選挙候補予定者の「山としひろ」さんと街頭演説を行い、
その後、山さんの事務所開きで挨拶をさせて頂きました。

上田では、「杉尾ひでや」参議院議員と一緒に街頭演説を行っています。 

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富山の最初の街宣場所では、
函館でいつもお世話になっている歯科医のN先生にバッタリ遭遇しました。

たまたま旅行中のとのことでしたが、私が来ると知り待っていたとのこと。

N 先生の気遣いに感謝すると同時に驚きの出会いに感激しました。

全国を歩いていると、結構、まさかと思う方にお会いします。

石川では私の同級生の息子さん夫婦、立川では私の同級生の妹さん、
最近もこんな出会いがあり驚いています。

全国行脚で多くの皆さんにお会いし、少しでも支持を広げたいと思います。

3)泊原発
先日、泊原発に関し、札幌地裁が運転を差し止める判断をしましたが、
原子力規制委員会の更田豊志委員長も1日の記者会見で厳しい発言をしています。

「のらりくらり右往左往して、一向に真面目に立証する姿勢が見られないのであれば、審査の中断やいったん不許可という判断だってありうる」

こう述べたのです。

最近は、北電の原発を管理運営する能力を疑問視する声も上がっています。

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1955年、原子力基本法が成立する際、その法案作成に関与した、
中曽根康弘元総理の演説に次のくだりがあります。

「外国においては、原子力はかっては猛獣でありましたけれども、今日は家畜になっておる。遺憾ながら日本国民はまだこれを猛獣だと誤解しておる向きが多いのです。これを家畜であるということを、われわれの努力において十分啓蒙宣伝をいたし、国民的協力の基礎をつちかいたいと思うのであります」

啓蒙宣伝によって猛獣を家畜だと思わせようとした、
この認識にそもそもの誤りがあったのかもしれません。

中曽根演説を読むと、日本が小資源国であることが
原発推進の一つの背景であることがよく分かります。

一方で、以下の発言をしています。

「湯川博士や朝永博士以下、日本の学界には三十前後の非常に優秀なる世界的なる学者が存在いたします。これらの有能なる学者が、国家のために心から研究に精を出してもらうという環境を作ることが、政治家の一番重要なこと」

確かに原子力の研究者に努力してもらうことも重要なことですが、
原発の危険性の本質はここではありません。

地震、津波、テロ、避難計画などです。

当時はこうしたことに思いが至っていないように思われます。

またどんなに堅牢な原子炉を作ったとしても、
原子炉だけでは原発は成り立ちません。

冷却するための配管などが必須です。

壊れない原子炉があっても配管が壊れると冷却はストップします。

原子炉が堅牢であればあるほど、爆発時の威力が大きくなります。
(だからベントなどを行うのです。)

原子炉が堅牢でも原発は安心ではありません。

このようなことを思うと1955年当時は、
新しい技術についての深謀遠慮が欠けていたように思います。

原発は未だに家畜ではないのだと思います。

今日は和歌山県を訪問します。

さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2022.6.5===

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