徒然日記
22年7月2日 その5426『逢坂誠二の徒然日記』(7123)
日中も34度か35度に達する見込みですが、
またしても猛暑日になるかもしれません。
この時期としては異例のことです。
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昨日は、仙台で小畑きみ子候補、弘前で田名部匡代候補、それぞれの応援を行いました。
そのため帰宅も遅く、今日は若干の睡眠不足です。
今日は、神奈川のてらさき雄介、水野もとこ、両候補の応援の後、
愛媛に移動し、たかみちか候補と街頭演説を行います。
1)目的は何か
北大西洋条約機構(NATO)に大きな動きがあります。
*スウェーデンとフィンランドの加盟にNATO全加盟国が合意
*ロシアを戦略的パートナーから「最大の脅威」へと変更
*中国は欧米の利益や安全保障に「挑戦」していると指摘
*中ロが戦略的な関係を深めて、国際秩序を損ねる試みを強めていると指摘
*東欧などの即応部隊を現行の4万人から30 万人以上への拡大を確認
これによって欧州の安全保障を取り巻く状況が大きく変化するのは事実です。
2月24日以降、あっと言う間に、世界の情勢は変化しました。
それ以前には簡単に戻れない状態となりました。
今回、岸田総理は、NATOの首脳会議に初参加しました。
*「東シナ海などで力を背景とした一方的な現状変更の試みが継続されている
*ウクライナは明日の東アジアかもしれない
岸田総理は首脳会議でこの発言をしたようです。
なんとか軽々しい発言でしょうか。
NATOの首脳会合に、どのような意図を持って参加するのかなどを、
本来、事前に国会で十分議論しなければならなかったと私は思います。
また今回の安易な発言は、当然、欧州の問題ではなく、
今後の日本の周辺国との関係に大きな影響を及ぼします。
安全保障は、自国の主張がどんなものであっても、
他国がそれをどう受け止めるのかを考えながら対処しなければなりません。
岸田総理にその慎重さと熟考があったのでしょうか。
案の定、昨日、中国外務省の定例会見では以下の発言がありました。
*日本はNATOのアジア太平洋化の急先鋒となっている。
*地域での陣営間の対立をあおり、分裂を引き起こすだけだ
*日本は『現状変更に反対』と言いながら自国の軍拡の口実を探している
*自らの軍国主義と侵略の歴史を反省すべきだ
岸田総理は、インド太平洋の安全保障に対し
NATOの積極的な関与を呼びかけていますが、
それは中国などとの緊張を高める結果になっています。
何を目的に行動するのか、丁寧に考えなければなりません。
さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2022.7.2===
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