徒然日記

22年7月23日 その5447『逢坂誠二の徒然日記』(7144)

今日は大暑です。

夜明け前の都内、気温は既に25度を超えています。

日中も35度との予報が出ています。

1)国葬
昨日、政府は、安倍元総理の国葬を
9月27日に日本武道館で実施することを正式に決めました。

私の思いは以前にも書いた通りですが、
なぜこんな乱暴なことをするのでしょうか。

2012年12月に安倍晋三さんが2度目の総理に就任して以降、
社会の雰囲気の変化を感じます。

安倍晋三さんが亡くなったことに対し、弔う気持ちに何の迷いもありません。

しかし安倍元総理の葬儀は、国葬によらず別の方式で実施すべきです。

この国葬については、後日、また書かねばならないと思います。

2)袋小路の金融政策
欧米の中央銀行が物価高に対応するため金利引き上げを行っています。

一方、日銀は、低金利、金融緩和と真逆の対応です。

これも選挙中に繰り返しましたが、いわゆるアベノミクスの結果、
日銀は金融政策の選択肢を失ない、袋小路に入った格好です。

金融政策の観点からは、物価高に対しては無策、
いや無策以上に物価高を煽る結果になっています。

そもそも異次元の金融緩和は2 年限定の政策だったはずです。

ところが9年もこの異常な措置が続いています。

その結果、日銀が保有する国債は530兆円にもなります。

これは国債発行額の約半分です。

この状態で日銀が異次元の金融緩和を止めることになれば、
国債の価格が下がり金利が上がり、株価は下がります。

今、金利が1%上がるだけで、政府の利払は数兆円規模で増加します。

そうなれば予算編成も厳しい状態になります。

こんなことも背景にあり金融政策を転換できないのです。
(もちろん他にも理由がありますが)

しかし国民生活を考えると放置できないのは物価高です。

金融政策で対応できないなら予算や税制で対応する必要があります。

*生活困窮者への給付を行うこと
*政府が決定できるガソリン、小麦等の価格引き下げを行うこと
*消費税を引き下げること
*中小零細企業を中心に公的助成を行いながら最低賃金を段階的に引き上げる
*事業復活支援金の支給上限額倍増、中小企業のコロナ債務負担の軽減

これらの対策を組み合わせて、国民の生活を支えなければなりません。

今日、帰函しますが、函館の予想最高気温は22度。

東京とは随分と雰囲気が違います。

さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2022.7.23===

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