徒然日記
22年11月22日 その5568『逢坂誠二の徒然日記』(7265)
1)国会
寺田氏が大臣を辞任したため、本来は後任総務大臣の所信を聞き、質疑を行った後でなければ本会議は開けません。しかしその原則では、補正予算案の予算委での審議入りは来週以降になります。補正予算案の内容に色々と問題はあるにせよ、素早い対応が必要なのは言うまでもありません。そこで昨日は、衆院で予め決められていた本会議での財政演説をそのまま行うこととし、その後、予算委理事懇を開催しました。
その結果、今日、予算委で補正予算案の提案理由の説明を聞くことになり、 25日から予算委で補正予算案の実質審議に入ることとなりました。
2)ロシアの立場
ロシアが本年2月24日、ウクライナに攻撃を開始し、ウクライナ戦争が続いています。このロシアの攻撃は断じて容認することはできません。一方、この 30年近くの経過を振り返ると冷静な物の見方も必要だと感じています。
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ドイツの統一が決まった頃、アメリカのベーカー国務長官がソ連ゴルバチョフ書記長に次の発言をしています。「NATOを東方へは1インチたりとも拡大しないと保証する」(1990年2月9日)翌日にはコール西ドイツ首相が「 NATOはその活動範囲を広げるべきでないと考える」と発言しています。
ところが2008年4月のブカレストNATO首脳会議で、「ジョージアとウクライナを将来的にNATO に組み込む」ことが宣言されました。その直後、プーチン大統領が緊急記者会見を開き、「強力な国際機構が国境を接するということはわが国の安全保障への直接的な脅威とみなされる」と主張します。この時点で、プーチン大統領は隣国がNATOに加入することはロシアへの直接的な脅威だと警告を発したのですす。しかしその後、NATOが東方に拡大したのは歴史の事実です。
今日は、詳細を書く時間はありませんが、私たちは、私たちの持っている情報、あるいは国内の報道を中心に世界を見ていますが、もっと多面的にものを見る必要があるのは言うまでもありません。さらに勉強しなければなりません。
さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2022.11.22===
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