徒然日記

22年12月18日 その5594『逢坂誠二の徒然日記』(7291)

昨夜降っていた雨は上がっていますが、空全体に雲があり、星も月も見えません。夜明け前の気温は4度、日中は晴れて10度の見込みです。朝の飛行機で帰函します。

1)怪我の功名?
昨日は、吉川元衆院議員の政治活動10周年を祝う会に出席するため大分入りしましたが、朝の高速、途中で事故のため車が渋滞し、予定の便に搭乗できませんでした。そこで即、次の便に振り替えて何とか大分空港に到着しました。ところが何と、私が最初に搭乗を予定していた便がまだ到着しておりません。結局は、予定の便に乗るよりも早く大分に到着することになりました。怪我の功名ということでしょうか。
吉川議員は、総務、文科のエキスパートですが、今は国対副委員長として八面六臂の活躍です。これからもよろしくお願いします。

2)安保3文書など
一昨日、閣議決定された安保3文書などを改めて読んでいます。
*国会や国民に対する説明、議論が全くない
*防衛力の内容も議論せずGDP比2%と増税(しかも復興特別所得税の流用)を決定
*どの場面で何に対して反撃するのか不明
*米軍との一体化で日本の主体的な判断はどうなるか
*限定的な集団的自衛権との関連が曖昧
*中国などとの関係に深謀遠慮がない
*外交力についての検討がない
上記など懸念点が多々あります。

反撃能力の定義は以下です。
「我が国に対する武力攻撃が発生し、その手段として弾道ミサイル等による攻撃が行われた場合、武力の行使の3要件に基づき、そのような攻撃を防ぐのにやむを得ない必要最小限度の自衛の措置として、相手の領域において、我が国が有効な反撃を加えることを可能とする、スタンド・オフ防衛能力等を活用した自衛隊の能力」
一見すると相手の攻撃があった場合に反撃をするように読めます。これならば、まさに専守防衛のように思われます。しかし、過去の国会答弁によれば、相手が反撃に着手した段階で攻撃することも想定しています。これでは先制攻撃となる可能性も否定できません。この着手とは具体的にどの段階なのかを総理は安全保障の機微に触れるとして明らかにしておりません。また反撃の対象も明らかにはしておりません。
また「我が国に対する武力攻撃」と書いてありますので、日本への攻撃のみに反撃すると理解されますが、そうではありません。武力行使の 3要件に基づいて反撃するとありますので、アメリカが攻撃された場合も反撃できる可能性が残ります。
私は、防衛力は他国など周辺環境の変化に応じて変わりうるものだと考えています。日本の防衛力も適切なものであるかどうか、常に点検しなければなりません。
日本の今の食料やエネルギーなどの自給率を考えると日本は絶対に戦争や紛争を起こしてはなりません。戦争状態になった途端に、食料の確保が難しくなります。いかに戦争状態にしないか、それが大事です。防衛力だけではなく、経済力、外交力などのソフトパワーも駆使して、とにかく戦争をしない状態を維持しなければなりません、防衛力整備は戦争をすることや戦争に勝利することではなく、戦争をしない状態を如何に維持するかが目的です。
私は、こうした立場ですが、日本が一定程度のミサイル阻止力を備えることは必要だと考えています。迎撃に加えて、今回は反撃が議論になっていますが、両方を組み合わせる必要があります。座して死を待つわけには行きません。しかしそうは言うものの、今回の政府の決定は、あまりにも拙速で、極めて危険な要素を孕んでいます。何に対してどのように反撃するのか。限定的集団的自衛権との関係をどう整理するか。アメリカとの連携のあり方はどうすべきか。こうしたことをもっと冷静に整理しなければなりません。

さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2022.12.18===
逢坂誠二の公式LINE からご意見をお寄せ頂く場合は以下から登録をお願いします。
lin.ee/eDi8g6I

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. こんにちは。

     国を守るという事ですが、先日、ここで書いた「原発に決死隊が
    ミサイルを撃ち込んだら終わり」という件で捕捉しておきます。
    東日本大震災時、小職の甥が世界屈指の通信会社の東京支局に努めて
    おりましたが、F1で炉心の冷却が十分に出来ないと分かった時点で、
    大使館から会社を通じて、米国籍の社員は東京から西へ200㎞以上
    離れることを指示されました。「勧告」でも「要請」でもありません。
    「指示」です。

    また、あの時、何号機か忘れましたが、使用済み燃料棒の入ったプール
    の水が無くなり、水は入ってはいたものの使用済み燃料の入っていな
    かった隣接プールの工事ミスで、仕切り板が不完全なまま取り付けら
    れていて、それが結果的に功を奏し、使用済み燃料プールに隣接
    プールの水が流れ込んで事なきを得た、という事もありました。

    紙一重だったことは、民主党政権の中枢にいた逢坂さんには、
    ご存じだと思います。今頃、東京に人が住めなくなっていた
    可能性があるのです。

    米国は最悪を考えたのでしょうが、あり得たことです。ことほど
    左様に、原発を多数抱えるという事は国も守るという事において、
    危険極まりない、致命的な事態を迎える要因となる事です。
    決死隊がミサイルを撃ち込んで来るぞ、と言うのは決して
    荒唐無稽な脅しではありません。

    うらべ
    ―――――――――――――――――

記事に投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です