徒然日記

23年3月1日 その5667『逢坂誠二の徒然日記』(7364)

弥生、3月です。もちろん弥生は旧暦の3月ですから、本来はもっと先なのでしょうが、私の頭の中では、弥生=3月、そんな感じです。夜明け前の東京は、今朝も空全体に薄雲が広がって、星は見えませんが、今後、晴れるようです。今の気温は 5度、日中は昨日同様、20度に近くなるようです。
1)日本の予算は糸の切れた凧
昨日、史上最大規模の114兆円の当初予算が衆院を通過しました。もちろん我々は反対です。今回の予算審議もそうなのですが、予算議論をするための基礎になる資料はほとんど出てきません。防衛関係予算を令和 9年度までの間に、今よりも43兆円多く予算を計上するとのことですが、その内容も明らかになっていません。日本では、国会は予算に関し全く何の権限もないも同然です。誰が予算を監視するのでしょうか。糸の切れた凧のようなのが日本の予算です。
2)敵基地攻撃能力(反撃能力)の範囲は広い
政府の答弁が曖昧になってきました。北海道新聞では、昨日の一面トップで報じられましたが、他紙では見当たりません。敵基地攻撃能力(反撃能力)の範囲に関する答弁です。
これまでの答弁では、今回新たに認めることになる敵基地攻撃能力は、敵の領域外からの発射を想定した長射程の「スタンド・オフ・ミサイル」だけであるかのような印象でした。しかし、他国のミサイル攻撃を防ぐためにやむを得ない場合には「必要最小限の防衛の措置として、スタンド・オフ防衛能力以外もあり得ることは否定できない」と、一昨日、総理が答弁しました。
つまり敵基地攻撃能力は、ミサイルだけではない可能性があるということです。自衛隊の戦闘機による爆撃や上陸作戦など相手国内に入って敵基地攻撃を行うことも可能になるのです。政府の文書では、敵基地攻撃能力の具体的な手段として「長射程ミサイル」と明記し、爆撃や上陸作戦には触れていないのです。しかし今回の敵基地攻撃能力は、政府が明言して来なかった爆撃、上陸作戦などにも道を開くことになります。

さあ今日も ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2023.3.1===
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