徒然日記

23年3月25日 その5691『逢坂誠二の徒然日記』(7388)

夜明け前の函館の気温は氷点下2度。空全体に雲が広がり、星は見えません。日中は8度、晴れの予報です。今日は、早朝から今金に移動し、池田まき知事候補と一緒に今金を皮切りに日本海側を南下、さらに松前から函館までの遊説に同行します。

1 )予備費
岸田政権は、2兆円余りの追加の物価対策を決め、来週28日にも閣議決定される見込みです。予定通り進めば28日午後には衆院予算委の理事懇談会で政府からの説明と各党からの多少の質問が行われます。

低所得世帯に 3万円給付
低所得の子育て世代の子ども一人に5万円給付
輸入小麦の政府売り渡し価格の抑制
LPガス、特別高圧電力の負担軽減

物価高対策は必要なことですが、これは予備費対応すべき案件ではありません。補正予算なり、新年度予算の修正で行うのが当たり前のことです。最近は、予備費が政府にとって使い勝手の良い財布がわりになっています。

2)技能実習制度
技能実習生が自宅で死産した双子の遺体を遺棄したとして、死体遺棄罪に問われた上告審で、最高裁が逆転無罪の判決を言い渡しました。私の知り合いもこの裁判に関わっていたのですが、妥当な判決であり安堵しています。
詳細は省略しますが、この事案から、改めて分かるのは、技能実習制度の問題の多さです。この制度は国際貢献や研修が目的です。しかし現実には、安い労働力の確保の手段になっています。目的と現実が乖離しています。前回の法改正の際に、何度もこの点や問題点を指摘しましたが、政府は全く取り合おうとはしませんでした。しかし、私たちが指摘通りの問題噴出しています。政府は、昨年から制度の抜本的な見直し作業をやっと開始しました。国際貢献という建前にとらわれるのではなく、人権を第一にしながら、日本社会の現実にも対応できる内容への改革を急がなければなりません。

さあ今日も ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2023.3.25===
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