徒然日記

23年5月2日 その5729『逢坂誠二の徒然日記』(7426)

夜明け前の都内、気温が12度、ヒンヤリした感じがします。空に多少の雲はありますが、星も見えます。日中は晴れで、21度の予報です。昨夜は、突然、強い雨の降る、大気が不安定な状態でしたが、今日はその心配はなさそうです。2月4日の立春から数えて88日目に当たり、今日は八十八夜です。

1)職の安定と確実な収入
昨日は、札幌でのメーデーに出席しました。多分、2007年以来、16年ぶりの札幌での参加です。その年の秋に、函館に選挙区が移ることになったのですが、メーデーの頃はまだ札幌が拠点でした。今年と同じく統一自治体選挙があり、道内の各地を応援に歩いていました。夏には参院選挙が行われ、全国の応援対応もしてました。道内選挙区では、小川勝也さんが100万票以上を獲得し、トップ当選。

国民の職が安定し確実な収入が得られること。当たり前のことですが、これが大変重要なことです。どんなに株価が上がろうが、雇用者数が増えようが、職が不安定で収入が低いままでは、国家経済の面からも経営者にとっても、個々人の幸せの観点からも良い状態とは言えません。職の安定と確実な収入、この30年で失われたこの当たり前を取り戻さなければなりません。メーデーの会場ではこんなことを考えておりました。

2)ソングの哲学
ボブ・ディランの新著日本語訳が4月に発売になりました。(英語版は昨年11月発売。)自伝以来、18年ぶりの著作です。統一自治体選挙のため暫く棚ざらしにしていましたが、先日、やっとパラパラと内容を見ました。66曲のポピュラー音楽に関する、ディラン流の解説本です。エルヴィス・コステロ、ハンク・ウィリアムズ、ニーナ・シモン、ジャクソン・ブラウン、レイ・チャールズなどをはじめ、私には全く馴染みのない歌手も含め多種多彩な曲が扱われています。

1曲目は、私の知らないボビー・ベアの「デトロイト・シティ」という曲ですが、ディランの解説を読んだだけで一気に引き込まれ、昨日は移動中に何度もこの曲を聞き返しました。こんな調子で、解説を読み、曲を聞いていたら、66曲が終わるまでに何日かかるか分かりませんが、実に楽しい本です。単に楽しいだけではなく、ディランの音楽に対する深い想像力に圧倒されます。Apple Musicで、66曲のプレイリストを作りはじめました。しばらくは私のそばから離すことのできない、厄介な本を作ってくれたものです。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2023.5.2===
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