徒然日記

23年6月2日 その5760『逢坂誠二の徒然日記』(7457)

都内は雨の朝です。気温19度。日中も雨が続き、予想最高気温は23度です。

1 )藤井聡太さん7冠、万歳
藤井聡太竜王(王位・叡王・棋王・王将・棋聖)が、昨日、渡辺明名人に勝って、初の名人を獲得するとともに、7冠となりました。20歳10カ月での名人獲得は、1983年に谷川浩司現九段が達成した21歳 2カ月の最年少記録を40年ぶりに更新しました。7冠達成も羽生善治現九段が96年2月に達成した25歳4カ月を上回りました。

見るものの期待通り次々とタイトルを獲得する藤井さんの快進撃にワクワクします。残るはタイトルは王座だけです。藤井さんは、今秋にも全制覇となる可能性があります。凄すぎます。藤井聡太さん、万歳‼️

2)異次元の少子化対策が迷走
岸田総理は、今国会冒頭から次元の異なる少子化対策、つまり異次元の少子化対策と言い始めています。少子化対策は、日本の待ったなしの課題であり、一刻も早く着手する必要があります。その意味で従来の延長線ではない、異次元と称される少子化対策行うことは悪くありません。しかし岸田総理は、その内容もハッキリ言わず、財源議論も先送りしていました。これまで国会では、壊れたテープレコーダーのように「6月までに財源を含めた対策の大枠を決める」との答弁を繰り返し、財源も含め内容には深く踏み込みませんでした。その6月になったのですが、どうも雲行きが怪しい雰囲気です。

昨日のこども未来会議で、素案が示されたのですが、財源議論は先送りです。

*歳出改革を徹底的に進める
*消費税を含め増税はしない
*国民に実質的な追加負担を求めることはない
*企業や国民が負担する「支援金制度」を設ける
*10年度までに安定的な財源を確保
*当面の財源不足は「こども特例公債」でつなぐ
*子供政策の関連予算の収支を特別会計「こども金庫」で一元管理

実質的な追加負担がないと言いながら、企業や国民が負担する支援金制度があったり、扶養控除の廃止も視野に入っています。扶養控除の廃止は実質的な負担増、増税です。こうした点を曖昧にして、負担増をしないと詭弁を弄するのでしょうか。

防衛財源は増税も含め、不十分ではありますが道筋が多少明確化されました。それに比べると異次元の少子化対策の財源確保の道のりは完全に見劣りします。防衛も少子化もどちらも大切です。両者をセットで議論すべきです。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2023.6.2===
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