【23年9月24日 その5874『逢坂誠二の徒然日記』 #7571】 昨日は、山口県で、自治労の皆さんに講演をしてきました。公務員の役割や自治と政治の関係などについて話をしました。今日は朝の便で帰函します。
夜明け前の都内の空は、薄めの雲が広がっていますが、星は見えません。朝の気温は20度。日中は曇りのち晴れ、27度の見込みです。函館は晴れ、最高気温は23度の見込みです。
1）日本の人口減少は当面止まらない 少子化対策が功を奏したとしても、日本の人口減少は当面止まりません。
その理由の一つは、出産期（25~39歳）の女性が減少しているからです。
2005年から2015年にかけて、日本の合計特殊出生率は1 .26からl.45まで回復しました。ところが出産期（25~39歳）の女性人口は同期間に17.7%減少したため、 出生数も約106万3千人から約100万6千人に減少したのです。
今後の出産期の女性人口は、2022年からの25年間でおよそ25%減少すると見込まれています。そのため、女性1人が一生の間に産む子供の数である合計特殊出生率が多少回復したとしても、出生数は減り続けるのです。
日本の人口減少が当面止まらないもう一つの理由は、政策の支援対象の偏りが問題点として指摘されています。
日本の少子化対策は子育て世帯、特に正規雇用の共働き夫婦に対する支援に偏ってお り、未婚者のための支援が不足しています。 また、子育て世帯に対する経済的支援の政策効果そのものに対する懐疑的な意見もあります。
今日も国会図書館で調査頂いた内容が中心ですが、とにかく日本では人口が増えないことを前提に様々なことを考えなければならないのです。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。 ===2023.9.24===
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