【23年12月25日 その5966『逢坂誠二の徒然日記』 #7663】 夜明け前の函館、地平線付近に雲がありますが晴れです。氷点下4度です。日中も晴れ、今日は2度になる見込みです。
1）国債 以前の日記で、「日本の財政は綱渡り状態」と書いたところ、財政に詳しい方から、事実とは異なるとのご意見を頂きました。そのご意見に直接、応える形ではありませんが、来年度予算案について、少し頭の中を整理します。
＝＝以下、数値の整理＝＝
一般会計上の公債金（歳入）： 34.9兆円（建設分：6.6兆円、赤字分：28.3兆円）
　内訳 　　債務償還費：16.9兆円 　　利払費：9.7兆円 　　政策的な赤字：8.3兆円
一般会計の国債費（歳出）：27.0兆円
　内訳 　　債務償還費：16.9兆円 　　利払費：9.7兆円 　　その他：0.4兆円
国債発行予定額：171.5兆円
　内訳 　　一般会計分：34.9兆円 　　国債整理特会分：157.6兆円
以上が、現在公開されている一般会計関連資料から読み取れる数値です．
＝＝＝＝ 一方、以下が、国債整理基金特別会計資料から読み取れる数値です。
歳入：225.1兆円
　主な内訳 　　公債金：131.5兆円 　　公債金（復興）：3.2兆円 　　公債金（GX）：0.8兆円 　　一般会計から：27.0兆円
歳出：225.1兆円
　主な内訳 　　債務償還：209.2兆円 　　利子等（一般）：11.5兆円 　　債務償還（復興）：3.3兆円 　　債務整理（GX）：0.9兆円
＝＝＝＝
　だらだら数字を並べても分かり難いのですが．復興国債を除き国債は返済期限が来ても全額返済せず60年間で償還するルールになっています。そのため来年度の一般会計上の新規の国債発行は34.9兆円ですが、国債を借り替えのために150兆円近い国債を別途発行していることになります。これは周知の事実ですが、ご意見を頂いたことを契機にして、さらに国債について勉強をします。（と今日は、面白くない日記でした。）
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。 ===2023.12.25===
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