徒然日記

恐ろしい?日本/逢坂誠二 #7751

【24年3月22日 その6054『逢坂誠二の徒然日記』#7751】
夜明け前の都内、ほぼ雲は無いように見えます。クリアではありませんが、星も見えます。月は見えません。朝の最低は1度程度。日中は晴れて、13度程度になる見込みです。

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憲法審について、私が単に出席を拒否しているかのようは報道があります。

19日午後まで与野党筆頭間で憲法審の開催に向けて協議しておりました。
その時点での私の主張は次です。

*5名の裏金の内容説明
*裏金議員処分後の憲法審の対応方針
*岸田総理の憲法議論加速発言への対応方針

この3点を与党筆頭から伺った上で、来週28日の憲法審開催に向けて準備を検討しても良いと、私から話をしました。ところが19日夕刻、21日の憲法審幹事懇談会が、筆頭間の合意なく職権でセットされたのです。しかも懇談会で何を行うのかも知らされず。筆頭間協議の一方的な打ち切りとなったため、幹事懇談会に出席できるはずもないのです。これが経過です。

私から28日の憲法審の開催準備検討にも言及していますが、それすらも反故にしたのですから理解に苦しみます。

1)恐ろしい?日本
横浜市の化学機械メーカー「大川原化工機」の社長ら3人が不正輸出の疑いで逮捕、起訴されたえん罪事件の経過を見ていると日本の恐ろしさを感じます。

この会社の元顧問は、逮捕勾留中に胃がんが判明し、被告の立場のまま死亡しました。この件に関し損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は21日、請求を棄却しました。これだけでも酷い裁判なのですが、これ以外にも不都合なことが明らかになっています。

*元取締役が、逮捕後に作成された「弁解録取書」という調書の修正を依頼
*警視庁公安部の捜査員が修正したふりをして署名させる
*この調書はその後、破棄(捜査員が故意に破棄した疑い)
*この調書の破棄について捜査員は「誤って裁断した」とする報告書を作成

調書の修正を依頼→修正したふりをして署名させる→調書を(故意に?)破棄→誤って裁断したとする報告書を作成

今の日本でこんなことが起きているのです。

誰のために何が目的で捜査しているのか、本当に恐ろしくなる出来事です。

この件に関し、大川原化工機では、今月中にも、公用文書毀棄などの疑いで捜査員らを警視庁に告発する方針とのことですが、当然のことだと思います。

それよりも捜査当局の側から、間違いだったとか、申し訳ないなどの話が出ないことが、日本の闇の深さを象徴しています。

考えてみれば、自民党の裏金事件も同様です。政倫審に出てきても、真相の解明ではなく、自己保身のための嘘を並べ立てています。

こうした膿を出し切らねばなりません。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2024.3.22===
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皆様のコメントを受け付けております。

  1. こんんちは。

    「調書の修正を依頼→修正したふりをして署名させる
    →調書を(故意に?)破棄
    →誤って裁断したとする報告書を作成」
    これですけどね、捜査員を財務省あるいは内閣府の高級官僚に
    置き換えると、そっくりですよね。

    確かに「絶対正義」というものを持ったことのない日本人社会の闇
    ではありますが、それよりも「公務員の闇」とでも言った方が
    良いような気もします。公務員経験があり、今も高級官僚と接する
    事の多い逢坂さんはどう思われるでしょうか。

    うらべ
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