徒然日記

ハーフライフル銃/逢坂誠二 #7780

【24年4月20日 その6083『逢坂誠二の徒然日記』#7780】
函館の午前4時、東の地平線が白くなっていますが、空はまだ群青色です。雲が少なく晴れ、気温7度です。日中も晴れ、16度になる見込みです。

1)ハーフライフル銃
昨日、銃刀法の改正に関連し、内閣委員会で質疑を行いました。

現在は狩猟免許の取得後すぐに、ハーフライフル銃を所持することができるのですが、今回の改正で、ハーフライフル銃許可の基準をライフル銃と同じ、「猟銃を10年以上継続して所持している人」などに限定することとされます。

北海道内では、ハーフライフル銃を使用して、エゾシカやヒグマの駆除が多く行われております。現在、銃を使ったハンターの数が減っていますが、10年基準をハーフライフル銃にも適用しますと、さらにハンターの確保が困難になることが明らかです。

このため北海道猟友会などが、今回の法改正に反対しておりました。

これを受け、今年のはじめから北海道の事情を説明するなど、私の事務所と警察庁の間でやりとりをさせて頂きました。また警察庁自身も北海道猟友会など関係団体からの意見聴取もしておりました。

その結果、駆除対策にあたる若手ハンターなどを対象に、市町村の推薦と都道府県の確認がある場合や都道府県が駆除を必要とする特定の区域で活動する場合にはハーフライフル銃の所持を認める方向となりました。

昨日の質疑では、この方針を確認し、キチンと議事録にも残ることとなりました。また附帯決議では、ハーフライフル銃の規制強化に関し、有害鳥獣の駆除等に支障が生ずることがないよう柔軟な運用をすること等も盛り込むことができました。

昨年のクマによる人的被害は過去最高だったと環境省からも答弁があったところですが、銃の適正な管理と、これまでの有害鳥獣対策が両立できることになり、安堵しています。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2024.4.20===
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