徒然日記

アベノミクスは亡国政策/逢坂誠二 #7781

【24年4月21日 その6084『逢坂誠二の徒然日記』#7781】
午前4時の函館、徐々に明るくなってきましたが、昨朝よりは雲が多めです。気温は6度照度です。でも直ぐに起きずに、再度、床につきました。ここ数日、完全に睡眠不足のため、寝溜めです。寝溜めできないことは理解しつつも6時30分まで寝ていました。今日は、曇りから昼頃には晴れ間も広がるようです。気温は16度です。

昨日は、松前、上ノ国、江差、乙部、厚沢部と回りましたが、移動中の車内ではズーム会議と、慌ただしい時間となりました。今日もズーム会議が3つ予定されています。ズームは便利なのですが、忙しさに拍車がかかっています。

1)アベノミクスは亡国政策
私は、以前からアベノミクスは、ハリボテの経済だと指摘してきました。

アベノミクスによって、株高と円安になりました。企業業績が良いように見えますが、実際にその数字ほど実力が伴っていません。最近、新聞紙面などでも、こうしたアベノミクスの実態を指摘される方が増えています。

昨日の朝日新聞のコラム「多事奏論」の、原真人さんの指摘も正鵠を射ています。タイトルは「異次元緩和の末 超円安、「新興国化」する日本」です。

この一年の日本の株価上昇は44%ですが、こうした株価の状況は、アルゼンチンやトルコなど経済が不安定な新興国ばかりだといいます。通貨安と超インフレは株価も含めあらゆる名目価値を実質以上に膨らませて見せていると指摘しているのですが、まさに私が言うところのハリボテの経済です。

「超円安は明らかに日本を「新興国化」させた。そのことが腑に落ちる風景がそこかしこにある。東京や大阪の高級ホテルや人気レストランはいまや外国人観光客たちに席巻されている。高額な料金も外国人には割安に見えるのだ。」

「紙幣を刷りまくりバラまいてきた財政と金融政策の結果、日本は貧しくなった」と結論づけています。

同じく昨日の毎日新聞での藻谷浩介さんのアベノミクスに対する評価は、もっとストレートです。

「日本経済の価値を下げる亡国政策だった。「経済成長」を唱えたが全く逆の結果を招いた、日本史に残る愚策だ。日本経済が完全に縮小に転じた」

アベノミクスは日本の将来に計り知れない負の遺産を残してしまったのです。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2024.4.21===
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