徒然日記
円が安すぎる/逢坂誠二 #7791
函館の午前4時過ぎ、もう明るくなっています。4時半過ぎには強い光を放つ太陽が昇っています。気温5度、ちょっと風は強めですが晴れ。日中の気温は18度、終日晴れの予報です。
今日から5月、八十八夜、下弦の月です。
1)円が安すぎる
昨日も、函館市内を歩き回って、色々な声を頂いております。
「円が安すぎる」
輸入原材料を加工する会社の幹部の皆さんからの声です。政府が介入の事実をハッキリ言わないことも疑問とのこと。
異次元の金融緩和をはじめとする昨今の金融や財政を取り巻く状況など、日米の金利差が円安の一つの理由と説明したところ、「それならば金利を上げれば良い」との指摘がありました。確かにその通りです。
日銀の保有国債は、アベノミクスの結果、現在、580兆円余です。金利が1%上がれば日銀は単年度赤字になります。2.3%上がれば、債務超過だと日銀は答弁しています。こんな状態ですから簡単に利上げはできないのです。アベノミクスによる異次元の金融緩和は、日本の今と将来に大きな負の遺産を残したのです。
円安に関し、簡単に金利を上げられない今の日本は、ブレーキを失った車のように私には思われます。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2024.5.1===
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