徒然日記
文科省がNHKに抗議/逢坂誠二 #7819
【24年5月29日 その6122『逢坂誠二の徒然日記』#7819】
昨夕から都内は強めの雨と風になりましたが、今朝は雨は止んでいます。道路には木の葉や枝が多少散乱しています。朝の気温は20度程度。今は雲が多めですが、昼頃から晴れる見込みです。最高気温は28度程度の見込みです。
1)文科省がNHKに抗議
中教審の特別部会が次の提案をしたことを、先日、紹介しました。
「残業代を出さない代わりに一律に上乗せ支給している「教職調整額」を、現在の「基本給の4%」から「10%以上」に増やす」
これに関し、NHKが以下の報道をしました。
*定額働かせ放題、どれだけ残業しても一定の上乗せ分しか支払われない教員の給与の枠組みはこのように呼ばれています
*定額働かせ放題ともいわれる枠組み自体は残ることになります
この報道に対し、文科省が、矢野和彦初等中等教育局長名で、NHKに抗議文を出し真ました。抗議の主な内容は以下です。
*教員の給与に関する現行の仕組みや経緯、背景について触れていない
*一部の方々が用いる 『“定額働かせ放題”の枠組み』と一面的に、教育界で定着しているかのように国民に誤解を与えるような表現
*なぜ教職調整額の仕組みを維持するとしたかという中央教育審議会における議論の内容に触れることのない一面的なもの
こんな抗議をする前に、政府は、教職員の現状を真摯に受け止めて、先生方が、教員としての役割をキチンと発揮できるようするための環境整備や処遇の改善を行うべきです。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2024.5.29===
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ohsaka.jp/support/donation.html
こんにちは。
この局長さん、「全体に対する奉仕者」たる国家公務員として、
「全体」を政治権力と履き違え、更には、自分をその一員とでも
考え違いしているのですかねぇ…。大臣に言われて書いたので
しょうが、如何にも底が浅い人々だ。
「*教員の給与に関する現行の仕組みや経緯、背景について触れていない」
<- 仕組みや経緯、特に経緯について触れるとなると、先日の加戸元愛媛
県知事の発言のようなことも取り上げることになりますが、それでも良いの
でしょうか、ねぇ…(笑)
「*一部の方々が用いる 『“定額働かせ放題”の枠組み』と一面的に、
教育界で定着しているかのように国民に誤解を与えるような表現」
<- ”定額働かせ法”であることは、今や国民の誰しもが正確に
理解しており、誤解などしてませんが、この局長さん、小学校から
やり直してほう良さそうです。
「*なぜ教職調整額の仕組みを維持するとしたかという中央教育
審議会における議論の内容に触れることのない一面的なもの」
<- まともな記者であれば、審議会というものは事務方の
官僚の書いた下書き通りに進められているものであることを理解
しているはずですので、その議論の内容は文部省の姿勢を見ていれば、
自ずとわかるものでしょう。今更審議会の議論云々も白々しい。
前川氏もいXで書いていましたが、「官僚がこんなことNHKに
書いて送ってはいかんのよ。」
うらべ
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