徒然日記

八雲の木彫りの熊/逢坂誠二 7913回

台風10号が広い範囲に被害をもたらしています。都内も昨夜から今朝にかけても、強い雨が突然降ったりして、予測のつかない天候です。今後も備えが必要です。今日は早朝の便で青森入りし、夜には新幹線で帰函の予定です。今日は210日です。(立春から210日目です。)
1)八雲の木彫りの熊
木彫りの熊は、北海道土産の定番だった時代があります。その熊の発祥地が八雲町です。

八雲町は、1878年から尾張徳川家が農地などを開墾して発展した町です。農場主の徳川義親さんが1922年に、スイスのベルンで、木彫りの熊が土産品として売られているのを見て、八雲でもできると考えたのが始まりです。1924年には作品を展示販売する品評会も開かれました。

戦前、八雲の木彫りの熊は好評を博したようですが、1945年以降に多く流通していたものは、八雲町以外の地域で作られた木彫り熊だったようです。

私自身も、八雲と木彫りの熊には関係があると漠然と感じていたのですが、木彫り熊の発祥の地が八雲だとは知りませんでした。

近年、八雲の木彫りの熊が再注目され始めています。今年は、八雲で木彫りの熊づくりが始まってから、100年の節目となります。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
【24年8月31日 その6216『逢坂誠二の徒然日記』7913回】

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