徒然日記
9月16日 その1868『逢坂誠二の徒然日記』
函館市内は、薄雲の広がる朝を迎えた。
今日はちょっと気温が下がり、
予想最高は29度だが、
9月のこの時期としては
気温の高い状態が続いている。
昨日は、
函館市内を色々と走り回った。
その中で、
次のような驚くべきニュースが飛び込んできた。
1)大間原発
15日、枝野経産大臣が、青森県の三村知事らと会談し、
「経産省として設置、着工を許可した原発について
変更することはない」と説明し、
事実上、大間原発の工事継続を認める考えを示した。
さらに枝野大臣は、
プルサーマル事業も「国が責任を持ち進める」と語り、
核燃料サイクル政策に変更がない考えを強調したという。
これは何とも信じ難い発言だ。
====
9月6日、民主党のエネルギー環境調査会では、
核燃料サイクル事業に対し、
「国の責任を明らかにし、本質的な必要性、
技術成立性、社会的受容性等を
一から見直すべきである」
との考えをまとめ、政府に提言をした。
それであるにもかかわらず、
あっさりと「核燃料サイクルに変更がない」
との考えを表明するとは、
信じ難いことだ。
理解に苦しむ。
====
大間原発は、
青森が立地県ではあるが、
函館市とは20?あまりしか離れていない。
万が一の事故に際には、
立地自治体である青森県はもとより、
北海道も大きな被害を受けるおそれがある。
函館、北斗、七飯の各自治体議会では、
大間原発工事を
無期限で凍結する決議をしている。
当然、青森県だけではなく、
北海道側の意見も十分に聞いたうえで、
様々な判断をして欲しいと
政府にお願いを続けていた。
それであるにも関わらず、
枝野大臣からは何の連絡もなく、
前述の発言があったことに、
大きな怒りを覚える。
強く抗議しなければならない。
今日は新月だ。
さらに函館市内で、
私の政経セミナーを開催する。
さあ今日も、しっかりと前進します。
=============
2012・9・16 Seiji Ohsaka
=============