徒然日記
10月24日 その1906『逢坂誠二の徒然日記』
夜明け前の都内は、
外に出るとヒンヤリ感があり、
気温が下がっているのが実感できる。
今の気温は13度程度だ。
空には多少の雲があるが、
瞬く星が良く見える。
天頂には木星、東には金星、
南西にはオリオン座が良く見える。
昨夜の雨も上がり、
今日は天候が回復する見込みだ。
日中の予想最高気温は20度程度だ。
====
昨朝、ハードディスクへのアクセスが止まらず、
調子の悪かった私のPCだが、
あの不調が嘘のように今朝は快調だ。
まさにサクサク入力できる。
これならば文章を書くのにストレスはない。
1)長幼序あり
「長幼序あり」、孟子の言葉だ。
年上の者と年下の者の間には、
道徳上当然守るべき秩序がある、
という意味だ。
====
以前にも書いたのだが、
最近は、こんなことを全く顧みない場面に多く遭遇する。
党内での議論もそんな雰囲気が多いが、
この傾向は国会だけに留まらず、
あらゆる場面で見られる。
先日も、ある方々と原子力について議論していたが、
常に、いわゆる「ため口的な」話し方や、
罵り気味に話されるている。
何故、そんな話し方をするのかと尋ねると、
議論は自由なものであり、
自分は年少者だが皆さんと対等だからだと言う。
この言葉を聞いて完全に履き違えていると感ずる。
議論の自由さ、対等さと、
口汚く罵り気味の言葉を使うことは全く別物だ。
日本の社会がいつの間に、
こんな風になったのか、
何とも嘆かわしいことだ。
まさに長幼序ありで、
年上の者と年下の者の間には、
道徳上当然守るべき秩序がある。
もちろん、私自身もこのことを
十分に踏まえた行動をしなければならない。
2)行革調査会
昨夕、行革調査会の役員会が開催された。
3次野田内閣になってから初の会合だ。
行政改革は非常に重要なことだ。
しかし単に減らす、削減するだけでは行革にはならない。
行政組織を、いかに効果的に機能させるかの視点が必要だ。
費用対効果だけの効率論だけで、
効果的な組織は生まれない。
行政改革といえばどうしても、
削減、削減、効率的にとなりがちだが、
それだけでは組織は委縮する。
この点に十分な配慮が必要だ。
====
行政改革の肝は、
徹底した情報公開であることは論を待たないが、
情報公開が不十分な中で行革を議論すれば、
内容を誤り兼ねないことにも留意しなければならない。
====
行革に留まらず、
あらゆる取り組みを行う際に、
総合性や全体的整合性に気配りをするあまり、
調査会などの組織や会議日程をどうするかといった、
組織論に多くの時間を費やすことが多い。
それは間違いではないのだろうが、
こうした調査会運営では、
突破力に欠けることが多い。
組織の切り盛りは、
何に力点を置くのか、どうメリとハリをつけるのか、
組織の取捨選択に目配りをする必要があるが、
昨夜の会合では、
その点について若干の不安を覚えている。
今日の午前、
立川の国立極地研究所を訪問する予定だ。
そのため、今朝は、朝早くから移動を開始する。
さあ今日も、しっかりと前進します。
=============
2012・10・24 Seiji Ohsaka
=============
マグマグの送信登録・解除はこちらです。
http://www.ohsaka.jp/magazin/